植毛後もAGA治療は必要?既存毛を守る薬との付き合い方

植毛後も、移植していない既存毛のAGAは進む可能性があるため、薬物治療を併用することがあります。薬の種類、開始時期、継続期間は副作用と頭皮の回復を見ながら個別に決めます。

植毛したあとも、移植していないもともとの髪(既存毛)のAGA(男性型脱毛症)は進む可能性があります。そのため、薬を使う治療を一緒に行うことがあります[1]。薬の種類、いつ始めるか、どのくらい続けるかは、副作用と頭皮の回復具合を見ながら一人ひとり決めます[2]。

移植した髪ともともとの髪は、何が違う?

植毛は、後頭部などから毛包(髪をつくる根っこの部分)を取り出し、薄くなった場所に移す手術です。その周りに残っているもともとの髪を植え替えるものではありません。もともとの髪のAGAが進むと、移植した髪だけが残って見える可能性があります。そのため、長い目で見た計画には、AGAの進行を抑える管理も含まれます[3]。

手術前から薬を使う理由

教科書では、植毛を考えている人は、まず手術の前にフィナステリドなどの薬で脱毛を安定させるという考え方が示されています[3]。抜け毛が落ち着いた状態なら、生え際の位置や必要な株数(植える毛の数)も決めやすくなります。

手術後の薬には、どんな役割がある?

塗るタイプのミノキシジル(外用ミノキシジル)は、移植した髪の成長を助ける目的で使われることがあります。フィナステリドと一緒に使った場合、手術後の髪の数が多かったという教科書の記載もあります[3]。一方で、効果や副作用、使える人は薬によって違います。

いつ再開し、どのくらい続ける?

AGAの薬は、やめると脱毛が再び進む可能性があります。そのため、続けることを前提に考える治療です[4]。ただし日本のガイドラインでは、植毛のあとに使う保存的治療(手術をしない、薬などによる治療)の種類や始める時期にばらつきがあることも課題とされています[2]。

薬を続けるか、診察ではどう判断する?

診察では、AGAの診断、もともとの髪の進行具合、これまでの効果と副作用、妊娠に関する注意点などを確認します。手術の前後に自分の判断だけで薬を始めたりやめたりせず、植毛を担当する医師と薬を処方する医師の指示をそろえて、あなたに合った形で決めてください。

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