斜鼻術が合うのはどんな人?鼻づまりの有無と顔の左右差で考える

斜鼻術が合いやすいのは、鼻の曲がりが鼻の中の仕切り(鼻中隔)の曲がりから来ていて、見た目と鼻づまりを一緒に直したい人です。顔そのものに左右差がある人では、鼻だけをまっすぐにしても、まっすぐに見えないことがあります。

斜鼻術が合いやすいのは、鼻の曲がりが鼻の中の仕切り(鼻中隔)の曲がりから来ていて、見た目と鼻づまりを一緒に直したい人です。顔そのものに左右差がある人では、鼻だけをまっすぐにしても、まっすぐに見えないことがあります。完全にまっすぐな鼻を約束できる手術ではない点も、先に知っておきたいところです。

鼻の曲がりは、どこから来ている?

多くは、鼻の中の仕切りである鼻中隔の曲がりが土台にあります。鼻の外側の曲がりと鼻中隔の曲がりは、一緒に起こることが多いと報告されています[1]。

教科書では、鼻中隔の曲がりが中心にあり、鼻筋の中ほどや鼻先の曲がりはその結果として起こると説明されています[2]。そのため斜鼻術は、骨を切って位置を直す、鼻中隔を直す、軟骨の曲がりを直す、鼻先や鼻柱を直す、鼻の中のひだ(下鼻甲介)を整える、という5つの処置を組み合わせて行います[2]。

鼻づまりがある人は、向いている?

鼻づまりもある人は、見た目と一緒に直すことを考えやすい人です。斜鼻の手術では、見た目と鼻の通りの両方を考えるべきだとされています[1]。外の形の悩みで手術を受けた30人の研究では、21人(70%)が見た目と鼻づまりの両方に悩んでいました[3]。

鼻づまりがなくても、外の形をまっすぐにするために鼻中隔の手術が必要になることがあります[4]。一方で、手術中の小さな変化で鼻の中の空気の流れが変わり、鼻づまりが出ることもあります[1]。手術の前に、鼻の中の状態も診てもらうと安心です。

顔の左右差がある人は、どこまで変わる?

顔の左右差が強いほど、「まっすぐに見える鼻」は作りにくくなります。顔の左右差があると、まっすぐに見える鼻を作れないことが多いと報告されています[5]。

鼻そのものも、完全にまっすぐにするのは難しいことがあります[4]。傷あとが縮む力や、軟骨が元の形に戻ろうとする力が、仕上がりに影響するためです[4]。

曲がり方によって、手術の大きさは変わる?

変わります。鼻中隔の曲がりの多くは、C字形、逆C字形、S字形、逆S字形のどれかにまとめられます[6]。C字形やS字形の曲がりは複雑な手術になりやすいので、計画の段階で見きわめることが大切だと述べられています[6]。

ある施設では、軽い曲がりは鼻の穴の中から手術し(クローズ法)、ねじれた鼻や強い変形、S字形の曲がりには鼻柱を切る方法(オープン法)を選んでいました[7]。

オープン法とクローズ法、どちらがいい?

曲がりが複雑なほどオープン法が選ばれやすいものの、比べた研究はまだ小規模です。30人を比べた研究では、見た目の満足はオープン法で80%(15人中12人)、クローズ法で60%(15人中9人)でした[3]。

同じ研究のクローズ法では、曲がりが残った人が4人(26.7%)、鼻づまりが出た人が3人(20%)いました[3]。ただ15人ずつの研究で、追った期間も7〜12か月です[3]。50人を調べた別の研究では、2つの方法の結果はほぼ同じで、医師の技術に大きく左右されたとまとめています[7]。

受ける前に確かめたいこと

判断の目安は3つです。1つ目は、曲がりの原因が鼻中隔、骨、軟骨のどこにあるかです[2]。2つ目は、鼻づまりがあるかと、鼻の中の状態です[1]。3つ目は、顔の左右差をふまえて、どこまでまっすぐを目指すかです[4][5]。

自分の鼻の曲がりがどこから来ていて、どこまで整えられそうかは、記事だけでは決められません。鼻の外と中の両方を診察で見てもらい、確認してください。

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