大陰唇のたるみ、切る?ヒアルロン酸?脂肪?3つの方法の向き不向き

大陰唇の悩みは、皮膚が余ってたるんでいるのか、ふくらみが減ってしぼんでいるのかで、合う方法が変わります。余った皮膚を減らすなら切る手術、しぼみを補うならヒアルロン酸や脂肪を入れる方法が主な選択肢です。

大陰唇の悩みは、皮膚が余ってたるんでいるのか、ふくらみが減ってしぼんでいるのかで、合う方法が変わります。余った皮膚を減らすなら切る手術、しぼみを補うならヒアルロン酸や脂肪を入れる方法が主な選択肢です[1][2]。どの方法にも長所と短所があり、研究の数もまだ多くありません。

たるみとしぼみ、どう見分ける?

大陰唇がゆるむ主な理由は、年齢、閉経後の女性ホルモンの減少、大きな体重減少です[2]。中の脂肪が減ると、ふくらみが失われて、しぼんだように見えます[2]。

一方、皮膚がはっきり余っていると、見た目だけでなく、清潔さや性生活、日常の動きにも影響が出ることがあります[3]。どちらの状態に近いかで、「減らす」か「足す」かの方向が決まります。

切る手術は、どんな人に向く?

皮膚が余って垂れている人には、余分な皮膚を切り取る手術が中心です[1]。小陰唇の手術と一緒に行われることもあり、大きな分析では、小陰唇の手術に加えて大陰唇を縮める手術が33人に行われていました[4]。

ただし、切る手術は余った皮膚を減らすもので、失われたふくらみを戻すものではありません。不満の原因が大陰唇のしぼみなら、ボリュームを足すほうが合うという考え方もあります[5]。

今回調べた範囲では、大陰唇を切る手術だけの結果を詳しく調べた研究は見つかりませんでした。効果や合併症の見通しは、診察で個別に聞いておく必要があります。

ヒアルロン酸で足す方法、長所と注意点は?

ヒアルロン酸は、切らずにふくらみを足せる方法です。2016年の報告では54人に使われ、見た目の改善が見られ、合併症は少なく、溶かして元に戻せる点も挙げられています[1]。

ヒアルロン酸と、カルシウムハイドロキシアパタイト(骨にも含まれる成分を使った注入剤)を比べた研究もあります。90日の時点で、とても良くなったと答えた人はヒアルロン酸で80%、もう一方で50%でした[1]。

注意点は、効果が数か月で切れることがあり、量が多いと費用もかさむことです[2]。まれですが、注入のあとに重い感染(敗血症や壊死性筋膜炎)を起こした報告もあり、経験のある医師が行う必要があるとされています[1]。

脂肪を入れる方法は、何が違う?

自分の脂肪を入れる方法は、うまく根づけば長く持つことがあります[6]。ただ、しぼんだ大陰唇1つに、およそ60mLの脂肪が要ることもあります[2]。

入れた脂肪は一部が吸収されるため、残る量にばらつきがあり、しこり(脂肪壊死)のリスクもあります[6]。激しい運動や性行為を控える期間は、平均で4〜8週間ほどです[6]。

3つの方法、どう選ぶ?

選ぶときは、「皮膚の余り」「ふくらみの減り」「休める期間」の3つで考えると整理しやすくなります。

皮膚が余って垂れているなら切る手術、しぼみが中心で切りたくないならヒアルロン酸、長く持つことを重視して休みも取れるなら脂肪、というのが大まかな目安です[1][2][6]。小陰唇の手術のあとに、大陰唇を注入で整えた報告もあり、組み合わせることもあります[6]。

診察で確かめておきたいことは?

大陰唇の方法選びは、実際に見て触らないと決められません。皮膚の余りとふくらみの減りがどのくらいずつあるかは、人によって違うからです。

診察では、自分の状態がたるみとしぼみのどちらに近いか、使う製剤や脂肪の量、休む期間と合併症への対応を、医師に確認しておきましょう。

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