植毛(自毛植毛)

AGAの影響を受けにくい後頭部の毛を移植する自毛植毛。FUE(切らない採取)を中心に、銀座院の木塚雄一郎医師が担当します。

こんな方におすすめ

  • M字・生え際の後退が気になり始めた方
  • 前頭部〜頭頂部の透け感やボリューム不足を補いたい方
  • 育毛治療(内服・外用)で現状維持しつつ、足りない部分を補いたい方
  • 髪を刈り上げず、周囲に気づかれにくい方法で手術したい方

植毛(自毛植毛)とは

自毛植毛は、AGA(男性型脱毛症)の影響を受けにくい後頭部・側頭部の毛根(グラフト/株)を、薄毛の気になる部位に移植する手術です。いわば「毛の引越し」で、前が増えた分だけ後ろの毛は減ります。日本皮膚科学会のガイドラインでは、男性型脱毛症に対して「B:行うよう勧める」、女性型脱毛症に対して「C1:行ってもよい」と評価されています。

一旦生着した毛は後頭部・側頭部の毛の性質を受け継ぐためAGAの影響を受けにくく、通常の毛と同じように毛周期で生え続けるとされています。ただし周囲の既存毛の薄毛進行が止まるわけではないため、「足りない分は植毛、現状維持は育毛」という考え方が基本です。既存毛を維持する育毛治療(フィナステリドまたはデュタステリドなど)の継続もあわせてご相談ください。

FUEとFUT、刈り上げあり/なしの違い

毛根の採取方法には、パンチで毛包単位に採取する「FUE(切らない方法)」と、メスで短冊状に切り取って細分する「FUT(ストリップ法)」があります。現在の主流はFUEで、当院でもFUEを中心に行います。FUEの採取跡は点状の瘢痕となり、残った毛が伸びれば目立ちにくくなります。

採取部の処理は2通りです。「刈り上げあり」は採取部を短く刈って採取する方法で、1回あたり約3,000株までが目安です。「刈り上げなし」は櫛で分けながら1列ずつ採取し、周囲の毛で採取部を隠せるため術後が目立ちにくい一方、採取に時間がかかり1回あたり約2,000株が目安です。手術はいずれも局所麻酔+静脈麻酔で行う日帰り手術です。

こんなお悩みに

M字・生え際の後退、前頭部〜頭頂部の薄毛、分け目の透け感などに対応します。数年経過した円形脱毛症や、怪我・やけどによる瘢痕部への植毛が検討できるケースもあります。適応の有無や必要な株数は、カウンセリングでの診察をもとに判断します。

株数と範囲の目安

必要な株数は「面積×密度」で算出します。アジア人の毛の密度は70〜100毛穴/㎠とされ、1回の移植で可能な最大密度は50株/㎠、通常は30〜50株/㎠程度です。目安として、生え際を1cm下げる場合で800株程度、両側のM字を埋める場合で800〜1,200株程度とされています。

移植密度30〜40株/㎠換算で、1,000株は約25〜31㎠(M字・生え際)、2,000株は約50〜67㎠(前頭部〜頭頂部)、3,000株はより広範囲のカバーが目安です。産毛や細くなった毛の部分に重ねて植えるため、実際のデザインと株数は診察で決定します。

手術の流れ

①無料カウンセリング(問診・写真撮影・デザインのご相談)→ ②事前採血 → ③手術当日(インフォームドコンセントとデザインの確認後、局所麻酔+静脈麻酔で手術。日帰り。手術時間は株数により異なり、4〜5時間程度が目安です)→ ④翌日(包帯除去・洗髪)→ ⑤定期検診。

来院の目安は、手術翌日、1週間後、2週間後、1〜6ヶ月は毎月、9ヶ月後、12ヶ月後です。経過を確認しながら、必要に応じて育毛治療の調整もご相談いただけます。

術後経過とダウンタイム

植えた毛は5mm程度まで伸びた後、1〜3週間で一旦脱落します(毛根は生着しており、休止期に入るためです)。1〜3ヶ月頃は一時脱毛(移植毛の脱毛)とショックロス(既存毛の脱毛)のピークで、術前より一時的に毛が少なく見えることがあります。3〜4ヶ月頃から生え始め、約1年で完成が目安です。生え始めの毛は癖が強いことがありますが、徐々に元の毛質に落ちついていきます。

症状ごとの目安として、瞼のむくみは2〜3日目頃がピーク(生え際付近で株数が多いと出やすい)、痛み・かゆみは通常1〜2週間程度、赤みは数ヶ月、毛嚢炎(ニキビ)は6ヶ月頃までできやすく、移植部の感覚の違和感は3ヶ月〜1年ほど続くことがあります。刈り上げた採取部は、残った毛が伸びて2〜4週間程度で気にならなくなるのが一般的です。いずれの経過にも個人差があります。

生着率と限界

生着率は、適切な株の選別と株を傷めない取り扱いを前提として、平均90〜95%程度とされています(瘢痕部などでは低くなる可能性があります)。一旦生着した毛は基本的には抜けず、毛周期のなかで生え続けるとされています。

一方で限界もあります。1回の移植密度は最大50株/㎠で、採取部の毛はやや太めのため「やや太めの毛が、やや低い密度で生える」仕上がりになり、元のボリュームの70%程度の再現が限界と説明されています(ただし密度以上にボリュームは出ます)。複数回の手術も可能ですが、採った分だけ後頭部・側頭部の毛は減るため回数には限りがあります。ご希望に沿えない(適応のない)ケースもあるため、カウンセリングでの確認が重要です。

リスク・副作用

移植毛の一時的脱毛、既存毛のショックロス、瞼のむくみ、痛み・かゆみ、赤み、毛嚢炎(ニキビ)、移植部の知覚の違和感(知覚鈍麻・知覚過敏)、採取部の点状瘢痕(極端に短くすると目立つ可能性があります)、傷跡の凹凸・肥厚、生え始めの癖が残る可能性などが説明されています。効果や経過には個人差があります。

術前にご相談が必要なケース

以下に該当する方は、カウンセリング時に必ずお申し出ください。内容によっては手術をお受けできない、または主治医の確認が必要な場合があります。抗凝固薬(ワーファリン、プラザキサ、イグザレルト、エリキュース、リクシアナなど)の内服/統合失調症・双極性障害・うつ病の薬の内服(局所麻酔の配合剤が使えない場合があります)/糖尿病(HbA1c 7.5以上)/緑内障(閉塞隅角・狭隅角)/手術部位の頭皮下の異物(プレート・シャントチューブなど)/人工毛の既往/感染症/最近の抗がん剤治療。薬(特に抗生剤)・果物・大豆・卵のアレルギーもあわせてお知らせください。

女性の植毛

ガイドラインでは女性型脱毛症への自毛植毛は「C1:行ってもよい」とされています。女性の薄毛は全体的に薄くなるびまん性が多く、M字や分け目などポイントを絞って行うのが一般的です。症例の株数目安として、M字で両側計600株前後、分け目に700株程度の例があります。女性はフィナステリド・デュタステリドが禁忌のため、併用する薬物治療はミノキシジル外用が中心です。脱毛期は分け目を変えたりウィッグでカバーする方法もあります。

担当医について

当院の植毛は、銀座院 非常勤の木塚雄一郎医師が担当します。久留米大学形成外科(1997年〜)で外科の基礎を学び、アイランドタワークリニック(2017年〜)、THE CAPSULE CLINIC(2023年〜)と植毛専門クリニックで経験を積み、2026年に当院へ入職しました。詳しい経歴・紹介は医師ページ(/ja-jp/doctors/yuichiro-kizuka/)をご覧ください。

特徴

植毛専門クリニック出身の担当医

担当は、形成外科出身で植毛専門クリニックでの勤務歴を持つ木塚雄一郎医師(銀座院 非常勤)。カウンセリングから手術、術後の経過確認まで一貫して対応します。

切らないFUE(毛包単位採取)が中心

パンチで毛包単位に採取するFUEを中心に行います。メスで短冊状に切り取るFUTと異なり、採取跡は点状で、残った毛が伸びれば目立ちにくくなります。

刈り上げない採取にも対応

周囲の毛で採取部を隠せる「刈り上げなしFUE」にも対応しています。術後を周囲に気づかれにくくしたい方に選ばれています(採取に時間がかかるため、1回の株数目安は刈り上げありより少なくなります)。

総額を事前に明示する料金体系

基本治療費+株数×単価に、必須の麻酔代・事前採血費用を含めた総額目安を公開しています。株数別の目安で、費用を事前にイメージいただけます。

料金

植毛(自毛植毛)

※金額はすべて税込表記です。※麻酔代(静脈麻酔)と事前採血は必須となります。※モニターの方もグラフト単価は同じです。

施術内容 単位 料金(税込)
基本治療費
  • 通常価格¥220,000
  • モニター価格0円(無料)
グラフト(株)単価・刈り上げあり 1株
  • ¥880
グラフト(株)単価・刈り上げなし 1株
  • ¥1,500
麻酔代(静脈麻酔)
  • ¥55,000
事前採血
  • ¥11,000

株数別の総額目安(基本治療費込み・麻酔代別途)

※麻酔代(静脈麻酔)55,000円・事前採血11,000円は必須となり、総額目安に加えてかかります。※モニター価格には適応審査があります。適用条件・期間についてはカウンセリング時にご確認ください。※金額はすべて税込表記です。

施術内容 料金(税込)
刈り上げあり 1,000株(M字・生え際 約25〜31㎠が目安)
  • 通常価格¥1,100,000
  • モニター価格¥880,000
刈り上げあり 2,000株(前頭部〜頭頂部 約50〜67㎠が目安)
  • 通常価格¥1,980,000
  • モニター価格¥1,760,000
刈り上げあり 3,000株(広範囲)
  • 通常価格¥2,860,000
  • モニター価格¥2,640,000
刈り上げなし 1,000株(M字・生え際 約25〜31㎠が目安)
  • 通常価格¥1,720,000
  • モニター価格¥1,500,000
刈り上げなし 2,000株(前頭部〜頭頂部 約50〜67㎠が目安)
  • 通常価格¥3,220,000
  • モニター価格¥3,000,000
刈り上げなし 3,000株(広範囲)
  • 通常価格¥4,720,000
  • モニター価格¥4,500,000

※ 料金はすべて税込み表示です

よくあるご質問

植毛した毛は生え続けますか?

移植するのは後頭部・側頭部のAGAの影響を受けにくい毛で、一旦生着すれば基本的には抜けず、通常の毛と同じように毛周期(数年で抜け、数ヶ月の休止期を経てまた生える)で生え続けるとされています。ただし周囲の既存毛はそのままではAGAが進行する可能性があるため、「足りない分は植毛、現状維持は育毛」の考え方で、育毛治療の継続をご案内しています。

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手術後、どのくらいで生え揃いますか?

完成まで約1年が目安です。植えた毛は一度5mm程度まで伸びた後1〜3週間で抜け落ち(毛根は生着しています)、1〜3ヶ月頃に一時脱毛・ショックロスのピークを迎え、3〜4ヶ月頃から生え始めます。生え始めの毛は癖が強いことがありますが、徐々に元の毛質に落ちつきます。生着率は適切な手術を前提として平均90〜95%程度とされています。経過には個人差があります。

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手術は痛いですか?ダウンタイムはどのくらいですか?

局所麻酔+静脈麻酔で行う日帰り手術です。術後は、瞼のむくみが2〜3日目頃をピークに出ることがあり、痛み・かゆみは通常1〜2週間程度、赤みは数ヶ月、毛嚢炎(ニキビ)は6ヶ月頃までできやすいと説明されています。刈り上げた採取部は、残った毛が伸びて2〜4週間程度で気にならなくなるのが一般的です。いずれも個人差があります。

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刈らない植毛はできますか?一度にどのくらい植えられますか?

周囲の毛で採取部を隠せる「刈り上げなしFUE」に対応しています。ただし採取に時間がかかるため、1回に移植できる株数の目安は刈り上げなしで約2,000株、刈り上げありで約3,000株とされています。複数回の手術も可能ですが、採った分だけ後頭部・側頭部の毛は減るため回数には限界があります。株数は「面積×密度」で算出し、例として生え際を1cm下げる場合で800株程度が目安です。

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元通りのフサフサした髪になりますか?

植毛には密度と自然さの限界があります。もともとの毛の密度(アジア人で70〜100毛穴/㎠)に対し、1回の移植で可能な最大密度は50株/㎠で、通常は30〜50株/㎠程度です。また採取部の毛はやや太めのため「やや太めの毛が、やや低い密度で生える」仕上がりになり、元のボリュームの70%程度の再現が限界と説明されています(ただし密度以上にボリュームは出ます)。ご希望に沿えないケースもあるため、カウンセリングでの確認が重要です。

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女性でも植毛を受けられますか?

ガイドラインでは女性型脱毛症への自毛植毛は「C1:行ってもよい」とされており、M字や分け目などポイントを絞って行うのが一般的です。女性はフィナステリド・デュタステリドが禁忌のため、併用する薬物治療はミノキシジル外用が中心になります。適応の判断は男性より難しい場合もあるため、まずはカウンセリングでご相談ください。

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この施術についてのご相談・カウンセリングは無料です。

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