テスリフト、どこで受ける?本数の理由とトラブルへの備えで見極める

テスリフトをどこで受けるか迷ったら、本数の多さより、あなたのたるみに合わせて糸の種類と本数の理由を説明してくれるかを見てください。本数が多いほど満足しやすいわけではなく、年齢や皮膚の状態で見込める変化は変わります。

テスリフトをどこで受けるか迷ったら、本数の多さより、あなたのたるみに合わせて糸の種類と本数の理由を説明してくれるかを見てください。本数が多いほど満足しやすいわけではなく、年齢や皮膚の状態で見込める変化は変わります。感染などのトラブルが起きたときの対応も、事前に確かめておきたい点です。

本数が多いほど、効果は高い?

そうとは限りません。国内1500例の研究では、効果が足りないと感じて再受診した人が51人(3.4%)いて、糸が10本を超える人と43歳以上の人で多くみられました[1]。

どんな目的に何本入れるのがよいかという基準は、まだ文献にないと指摘されています[2]。だからこそ、提案された本数の理由を聞き、自分のたるみとつながる説明かを確かめる価値があります。

糸の種類の選び方で、何が変わる?

糸の形によって、引き上げの強さとトラブルの出やすさが変わります。こめかみに固定するU字型の糸は、見て分かる引き上げが85〜90%で得られたとされる一方、出血が15〜20%、皮膚のへこみが12〜18%と報告されています[3]。まっすぐなI字型の糸はトラブルが5%未満と少ない代わりに、引き上げは控えめです[3]。

同じレビューは、1種類の糸に頼るより、その人に合わせて選び組み合わせることがよい結果につながると結論しています[3]。献体の組織を使った実験では、向きの違う糸を組み合わせると固定する力が約10%高くなりました[4]。ただし入れた直後の強さを測ったもので、実際の顔で長く続くかは確かめられていません[4]。

テスリフトは、PDOという溶ける素材を網目状に組んだ糸です。PDOの糸は6〜8か月ほどで体に吸収されます[5]。網目の糸をほかの糸と直接比べた研究は、今回調べた範囲では見つかりませんでした。

医師の技術の差は、研究で分かっている?

まだはっきりとは分かっていません。先の1500例の研究では、医師全員が同じ院内研修を受け、同じ手順で施術していました[1]。そのため医師の経験による差は調べておらず、慣れや技術の違いの影響は否定できないと、著者自身が書いています[1]。

裏を返せば、決まった手順と研修のもとで行っているかは、カウンセリングで聞いて確かめられる点です。

感染や神経のトラブルに、どう備える?

感染は、研究によって2%や6.2%と報告されています[6]。PDOの糸のトラブル190件を調べた研究では、細菌による感染がその8.9%を占めていました[6]。

生え際から入れた糸のすべてに感染が起きた症例では、手技の誤りか、施術時の衛生環境の不備が原因と考察されています[6]。また、やせた人では神経や耳下腺(つばを作る組織)が思ったより浅い位置にあり、傷つけやすいと指摘されています[3]。起こりうるトラブルを前もって説明してもらえるかは、クリニックを比べる材料になります[3]。

糸リフトが向かないのはどんな人?

たるみが強い人や、皮膚がとても薄い人は、糸だけでは思う結果になりにくいことがあります。眉の糸リフトの研究では、組織のゆるみが強い人や、無表情でも額のしわが残る人には向きにくく、皮膚がとても薄い人では凸凹が出ることがあると述べられています[7]。

年齢とともに皮膚がゆるみ、糸で支えにくくなることも、満足度が下がる背景と考えられています[1]。向かない可能性まで話してくれるかも、見ておきたいポイントです。

カウンセリングで確かめたいこと

判断の目安は3つです。1つ目は、糸の種類と本数を、たるみの場所と強さに合わせて説明してくれるかです[3][1]。2つ目は、効果が控えめになりやすい条件を先に伝えてくれるかです[1][7]。3つ目は、感染やへこみが起きたときの対応です[3][6]。

自分のたるみに糸がどこまで効くかは、記事だけでは決められません。皮膚の厚さやゆるみ具合を診察で見てもらい、どのくらいの変化が見込めるかを確認してください。

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