ヒアルロン酸注入のあと、腫れは普通?様子を見ていい症状と連絡すべき症状

ヒアルロン酸注入のあとの腫れや内出血は、多くが注入してすぐに出る一時的な反応です。報告では注入から14日までに出るものを「早い時期の反応」とまとめ、赤み・腫れ・内出血はよくある反応とされています。

ヒアルロン酸注入のあとの腫れや内出血は、多くが注入してすぐに出る一時的な反応です。報告では注入から14日までに出るものを「早い時期の反応」とまとめ、赤み・腫れ・内出血はよくある反応とされています[1]。一方で、強い痛みや皮膚の色の変化、目の症状は、ふつうの腫れとは別の受診のサインです。

腫れや内出血は、どのくらいで落ち着く?

腫れや内出血は、注入してすぐに出て、時間とともに引いていく反応です[1]。浅いところに入れたときほど出やすく、小さなでこぼこも浅く入ったことが原因になりやすいと報告されています[1]。多くは一時的なものです[2]。

何日で引くかは、入れた場所や量で変わります。自分の場合の目安は、施術を受ける前に聞いておくと予定を立てやすくなります。

処方されている血液をサラサラにする薬を飲んでいる人は、内出血が出やすくなります[3]。ただし、自己判断で薬をやめる必要はなく、続けたまま注入できると考えられています[3]。

しこりや腫れが、あとから出ることはある?

あります。注入から14日〜1年の時期には、しこりや感染などが出ることがあり、1年を過ぎてから出る反応も分けて報告されています[1]。

あとから出るしこりの原因は1つではありません。免疫の反応、細菌の混入、分解されていく途中のヒアルロン酸の性質が、単独または重なって関わると考えられています[4]。しこりに気づいたら、時期に関係なくすぐ伝えるよう勧められています[3]。

すぐ連絡したほうがいいのは、どんな症状?

皮膚が白っぽくなる、網目のような模様が出る、目が痛い、ものが二重に見える、見えにくい。これらは血管のトラブルのサインです[3]。目の症状が出たら、すぐに注入を止めて対応することが求められています[3]。

見落としやすいのは、ふつうの内出血に見える場合です。静脈が圧迫されたときは、鈍い痛みが続き、腫れや紫色の網目模様が出ることがあります[2]。痛みが強い、なかなか引かないときは、内出血と決めつけずに連絡してください[2]。

こうしたトラブルはまれです。血管が詰まるのは、失明を除くと1000回に最大3回ほどと報告されています[1]。視力の低下は0.0008%でした[5]。

注入後3日間は、なぜ大事?

血管のトラブルは、注入から72時間後までに出ることがあるためです[3]。そのため、すぐにクリニックへ行けない旅行の予定がある人は、その期間の注入は見送るよう勧められています[3]。

ヒアルロン酸は、ヒアルロニダーゼという酵素で溶かせます。この薬をすぐ使えるように用意しておくことが必須とされています[1]。

回復をスムーズにするために、施術前にできることは?

処方されていない、血を固まりにくくする薬は、施術の1週間ほど前から避けるよう勧められています[3]。口唇ヘルペスが出やすい人は、先に薬を使うことがあります[1]。

日本美容外科学会の指針でも、ヒアルロン酸注入はしわに有効とされる一方で、血管に入るトラブルへの注意が求められています[6]。予定や持病は、事前にすべて伝えましょう。

自分の回復の目安は、診察で何を聞く?

腫れの引き方は、入れる場所、量、深さ、飲んでいる薬で変わります。記事だけでは、自分が何日休めばよいかまでは決められません。

診察では、腫れや内出血が引くまでの目安、注入後3日間に連絡すべき症状、夜間や休日の連絡先を確認してください。

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