バッカルファット、どこで受ける?取りすぎない方針かなど、見ておきたい4つのこと

バッカルファット除去を受ける場所を選ぶときは、「全部は取らず、控えめに減らす」考え方かどうかを最初に確かめてください。この脂肪は顔の神経や唾液の通り道のすぐ近くにあり、解剖をよく知っていることが安全の土台になります。

バッカルファット除去を受ける場所を選ぶときは、「全部は取らず、控えめに減らす」考え方かどうかを最初に確かめてください[1]。この脂肪は顔の神経や唾液の通り道のすぐ近くにあり、解剖をよく知っていることが安全の土台になります[2]。あわせて、自分の顔にそもそも向いているかを診察で見極めてくれるかも大切です[3]。

なぜ「取りすぎない」方針が大事?

取りすぎると、頬がこけて骨ばった見た目になることがあるからです[1]。そのため、一般的には脂肪を全部取らず、一部だけを減らします[1]。

若い人でも、将来顔が老けて見えやすくなるおそれは説明しておくべきだとされています[3]。控えめに減らす計画で、そのおそれは小さくできると考えられています[3]。

相談の場で「どのくらい取りますか」と聞いてみてください。量の考え方と、こけるおそれへの説明があるかが1つ目の目安です。

自分に向いているかを、どう見てくれる?

向いているのは、顔が丸くふっくらしていて、頬の前のあたりにボリュームがある人です[3]。結果は、もともとの脂肪の大きさで変わります[1]。

手術の前には、脂肪の量と左右の差を見ておくことが大切だとされています[3]。左右で量が違うことはよくあります[3]。診察で左右差まで説明してくれるかが、2つ目の目安です。

過去の治療歴は、なぜ聞かれる?

頬に脂肪を溶かす注射をしたことがある人では、手術がうまくいく割合が下がり、合併症も増えると報告されています[4]。この研究は数が少なく、さらに確かめる必要があります[4]。

それでも、治療歴を聞いたうえで計画を立てるかは、3つ目の目安になります。脂肪溶解注射やほかの頬の施術を受けたことがあれば、隠さず伝えましょう。

合併症はどのくらいで、何を確かめておく?

多くは軽いもので、重いものはまれです[5]。1123人を含む研究のまとめでは、921件の手術のうち39件(4.2%)に合併症があり、ほとんどが軽いものでした[5]。

一方、308人をまとめた別の研究では、81人(25%)に何らかの合併症がありました[6]。多かったのは腫れ、口が開けにくい状態(開口障害)、痛み、左右差です[6]。数字に差があるのは、腫れなどの軽い症状まで合併症に数えたかどうかが、研究ごとに違うためと考えられます。

まれに、顔の神経の一時的なまひや、唾液の通り道(耳下腺管)の傷、強い出血が起こることもあります[2][7][8]。遺体で解剖を調べた研究では、26.3%で顔の神経の枝がこの脂肪の張り出した部分を通っていました[7]。

だからこそ、起きたときにどう対応するかを聞いておくことが4つ目の目安です。術後の連絡先や、診てもらえる時間も確認しておきましょう。

長い目で見て、わかっていないことは?

何年もたったあとの見た目の変化は、まだよくわかっていません[5]。研究の多くは追いかけた期間が短く、長い期間の結果が十分に調べられていないためです[5]。

記事だけでは、自分の頬にこの手術が合うか、どのくらい取るのがよいかは決められません。診察では、脂肪の量と左右差、年齢を重ねたときのこけるおそれ、これまでの治療歴を伝えたうえで、取る量の考え方と合併症のときの対応を確認してください。

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