ボリューマXCで頬のこけはどう変わる?持ちの目安と副作用

ボリューマXCは、年齢とともにこけてきた頬など、顔の中央のボリュームを補うためのヒアルロン酸です。アメリカの承認試験では、6か月後に85.6%の人で頬のボリューム不足の評価がよくなり、1年後も73.9%で続いていました。

ボリューマXCは、年齢とともにこけてきた頬など、顔の中央のボリュームを補うためのヒアルロン酸です[1][2]。アメリカの承認試験では、6か月後に85.6%の人で頬のボリューム不足の評価がよくなり、1年後も73.9%で続いていました[3]。2年後も効果を感じていたのは半分近くの人で、持ちには個人差があります[1]。

ボリューマXCは、どこに使うヒアルロン酸?

ボリューマXCは、頬のボリュームを補うことを主な目的に作られた製剤です[1]。1mLあたり20mgのヒアルロン酸を含み、ほかの同じメーカーの製剤よりかたく、持ち上げる力が強いジェルです[1]。

皮膚の深いところ(皮下や骨の上)に入れて、頬のボリュームを補うのが基本の使い方です[2]。麻酔薬のリドカインが混ぜてあります[4]。こめかみのくぼみに使った試験もあります[5]。

頬のボリュームは、どのくらい変わる?

35〜65歳で頬のボリュームが足りない人を対象にした試験では、235人が注入を受け、47人は比べるために注入を受けませんでした[1]。6か月後には、平均5.07mLを入れた人の85.6%で、評価が1段階以上よくなっていました[3]。

3D画像で測ると、6か月後の頬のボリュームは平均6.8mL増え、入れなかった人では0.8mLでした[1]。5本のランダム化試験(748人)をまとめた解析でも、ヒアルロン酸を入れた人は入れない人より、改善と評価される割合が高くなっていました[6]。

持ちの目安は?2年続く人はどのくらい?

1年後も、73.9%の人で効果が続いていました[3]。2年まで追った解析では、2年後も効果を感じていたのは半分近くの人でした[1]。

教科書でも、ヒアルロン酸の持ちは製品によって12〜24か月ほどと書かれています[7]。別の比較試験では、頬やこめかみ、あごのラインのボリュームが18か月後も保たれていました[8]。「2年」は長く続いた人の目安で、全員が2年もつわけではありません。

どんな人に向き、どこが限界?

向いているのは、顔の中央のボリュームが減って、頬がこけて見えるという悩みです[1]。こめかみのくぼみでも、3か月後に改善した人は80.4%で、入れなかった人の13.5%を上回りました[5]。

皮膚の深いところに入れる製剤なので、肌表面のきめや細かいしわを整えたいときは、別の製剤と使い分けます[2]。入れる量は人によって違い、頬全体のバランスを見て決めることになります。

腫れや内出血、重い合併症は?

注入のあとに多かったのは、押したときの痛み(92.1%)と腫れ(85.7%)でした[1]。10人に9人ほどが、こうした一時的な反応を経験すると考えておくとよいでしょう。

針でもカニューレ(先の丸い細い管)でも、施術に関係する副作用は5%未満で、重い副作用はありませんでした[3]。282人のうち2人は、遅れて出た炎症を抑えるために、ヒアルロン酸を溶かす酵素(ヒアルロニダーゼ)を使っています[3]。

ヒアルロン酸が血管に入ってしまうと、皮膚が傷んだり、目が見えなくなったりする重い合併症の報告があります[9]。注入のあとに強い痛み、皮膚の色の変化、見え方の異常が出たら、すぐに施術したクリニックへ連絡してください。

受ける前に、診察で何を確かめる?

ボリューマXCが合うかは、頬のこけの原因や入れる量、ほかに必要な治療で変わります。記事だけでは、自分の顔に何mL入れるのが合うかは決められません。

診察では、入れる場所と深さ、量、持ちの見込み、腫れや内出血が出たときの対応、溶かす酵素で対処できるかを確かめておきましょう。

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