ボリフトXCが合うのはどんな人?ほうれい線と口元のしわ、頬のこけで考える

ボリフトXCが合いやすいのは、中くらいから深めのほうれい線や、口角から下に伸びるしわ(マリオネットライン)が気になる人です。頬の大きなボリューム不足や、骨格の支えを作りたい場合は、別のヒアルロン酸製剤で研究されていることが多い点に注意が必要です。

ボリフトXCが合いやすいのは、中くらいから深めのほうれい線や、口角から下に伸びるしわ(マリオネットライン)が気になる人です。頬の大きなボリューム不足や、骨格の支えを作りたい場合は、別のヒアルロン酸製剤で研究されていることが多い点に注意が必要です。

ほうれい線が深い人は、向いている?

中くらいから深いほうれい線は、ボリフトXCでもっとも調べられている部位です。ほうれい線は鼻の横から口角に伸びるしわで、年齢とともに目立ち、疲れた印象に見えることがあります[1]。

中国の人を対象にした研究では、中くらい〜深いほうれい線に対して、ボリフトXCは比べたヒアルロン酸製剤に劣らない効果を示しました[2]。顔の左右で別の製剤と比べた研究もあります[1]。

口元のしわ(マリオネットライン)にも使える?

使えます。マリオネットラインに最大2mLを注入し、12か月追った研究では、医師の評価、本人の評価、写真の計測のいずれでも改善が報告されました[3]。満足度も、その期間を通じて高いままでした[3]。

ただし、この研究は1つの施設で行われ、ほかの製剤とは比べていません[3]。マリオネットラインだけを調べたデータは、まだ多くありません[3]。

頬のこけや、骨格の支えを作りたい人は?

頬の大きなボリューム不足には、中顔面向けの別の製剤で研究が多くあります。中顔面のボリュームを足すヒアルロン酸をまとめた研究は、いくつもの製剤を対象にしていました[4]。

骨格の支えを作る目的では、VYC-25Lという別の製剤について専門家の提言がまとめられています[5]。悩みが頬のこけやあごの形なら、ボリフトXCに限らず、どの製剤が合うかを聞いてみると比べやすくなります。

注射の痛みが心配な人は?

ボリフトXCには、痛みを和らげる麻酔薬(リドカイン)が入っています。先の研究では、麻酔薬の入っていない製剤より、注射のときの痛みが少ないと報告されました[2]。

どんなリスクを知っておきたい?

多いのは注射した場所の腫れや赤みなどで、多くは自然に落ち着きます。マリオネットラインの研究では、注射した場所の反応は予想の範囲内で、局所的で自然に治まるものでした[3]。

まれですが、重い合併症もあります。日本美容外科学会の指針では、しわへのヒアルロン酸注入は有効としつつ、血管の中に入ったときの皮膚の壊死(組織が傷んで死ぬこと)や失明の報告があるとして注意をうながし、推奨度2(弱く推奨)としています[6]。

注射のあとに、強い痛みや皮膚の色の変化、見え方の異常があれば、すぐに施術したクリニックに連絡することが大切です。

受ける前に確認したいこと

判断の目安は3つです。1つ目は、悩みがほうれい線やマリオネットラインのようなしわか、頬のこけのようなボリューム不足かです[2][3][4]。2つ目は、その部位でボリフトXCがどう調べられているかです[3]。3つ目は、血管のトラブルへの備えです[6]。

自分のしわにボリフトXCが合うのか、別の製剤や治療がよいのかは、記事だけでは決められません。しわの深さと頬のボリュームを診察で見てもらい、確認してください。

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