脂肪吸引リフトで後悔しないために。凹凸とたるみ残りを防ぐ見極め

脂肪吸引リフトの後悔で多いのは、脂肪の取りすぎや取り残しによる凹凸と、脂肪を減らしたあとに皮膚のたるみが残ることです。どちらも、脂肪の量と皮膚のゆるみを分けて見立てられているかで起こりやすさが変わります。

脂肪吸引リフトの後悔で多いのは、脂肪の取りすぎや取り残しによる凹凸と、脂肪を減らしたあとに皮膚のたるみが残ることです。どちらも、脂肪の量と皮膚のゆるみを分けて見立てられているかで起こりやすさが変わります。2つを組み合わせた施術そのものを調べた研究は見当たらず、それぞれの報告から整理します。

いちばん多い失敗は何?

脂肪吸引でもっとも多い合併症は、取り残し、取りすぎ、表面の凹凸だと教科書にまとめられています[1]。取りすぎたところはへこみ、取り残したところはふくらみとして見えます。

取りすぎと取り残しは逆向きの失敗です。どのくらい取るかの方針を、事前に医師とすり合わせておくことが大切です。

脂肪を取っても、たるみが残るのはどんな人?

皮膚のゆるみが強い人です。あごの下の脂肪吸引は、脂肪が多く皮膚の余りが少ない若い人には効果的ですが、皮膚の余りが大きい年配の人では問題が起きやすいと教科書にあります[2]。そうした場合は、フェイスリフトが必要になることもあります[2]。

脂肪吸引のあと、張りを失ってしぼんだように見える皮膚のたるみに、糸リフトで対応できるとする報告もあります[3]。ただし、組み合わせた効果を数字で確かめた研究ではありません。

糸を足すことで、どんなリスクが増える?

糸リフト特有の変化が加わります。複数の研究をまとめた報告では、多い順に腫れ、皮膚のへこみ、しびれ、糸が見える・触れる、感染、糸の露出が挙げられています[4]。溶けない糸と年齢の高さは、合併症の起こりやすさと関係していました[4]。

頬の皮膚のへこみは、糸を強く引きすぎたり、入れる位置がずれたりすると起こりやすくなります[5]。糸が皮膚から出てくる割合は、溶ける糸で1.6%、溶けない糸で7.6%と報告されています[6]。

神経や傷あとのトラブルはどのくらい?

あごの下の脂肪吸引をまとめた報告では、神経のけがはほとんどなく、一時的な顔の神経のまひが1つの研究であっただけでした[7]。一方で、傷がひきつれて動きを妨げた例が2人あり、形成手術での修正が必要になっています[7]。

顔の施術後の感染は、数週間から数か月たって出てくることがあります[7]。糸リフトでも、まれに耳下腺(つばを作る組織)や顔の神経を傷つけ、腫れや表情の左右差が出ることがあります[5]。気になる変化があったときに、早めに診てもらえるかを確認しておくと安心です。

将来ほかの手術を受ける可能性はある?

あるなら、最初に伝えておきたいところです。入れて間もない糸は、あとからフェイスリフトなどを受けるときのリスクを上げると、専門家の提言でまとめられています[6]。

将来たるみ取りの手術も考えているなら、糸の種類や入れる時期を最初に相談しておくと、あとの選択肢を狭めにくくなります。

受ける前に見極めたいこと

判断の目安は3つです。1つ目は、フェイスラインがもたつく原因が脂肪か皮膚のゆるみかです[2]。2つ目は、どのくらい脂肪を取る方針かです[1]。3つ目は、糸の種類と本数、糸が出てきたときの対応です[6][4]。

脂肪と皮膚のどちらが主な原因かは、写真や記事だけでは分かりません。自分の顔でどこまですっきりさせられるかは、診察で医師に確認してください。

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