小陰唇縮小ってどんな手術?こすれの悩みと、切り方2通りの違い

小陰唇縮小は、大きい・長い小陰唇を切って小さくし、こすれや見た目の悩みを軽くする手術です。受ける理由は見た目より、下着や運動でこすれるといった体の不快感のほうが多いと報告されています。

小陰唇縮小は、大きい・長い小陰唇を切って小さくし、こすれや見た目の悩みを軽くする手術です[1]。受ける理由は見た目より、下着や運動でこすれるといった体の不快感のほうが多いと報告されています[2]。切り方には主に2通りあり、どちらが合うかは小陰唇の形と、何をいちばん改善したいかで変わります[3][4]。

小陰唇縮小は、どんな悩みで受ける?

いちばん多いのは、こすれや痛みなど体の不快感です。16の研究(1143人)をまとめた報告では、受けた理由は体の不快感が52.2%、見た目が46.3%、気持ちの面が26.9%、性生活の悩みが20.5%でした[2]。

見た目の悩みでは、ぴったりした服で形が目立つことが47.2%、水着で気になることが36.2%でした[2]。性交時の痛みを挙げた人は35.8%でした[2]。見た目だけでなく、毎日の過ごしやすさのために受ける人が多い手術です。

切り方の2通りは、何が違う?

小陰唇のふちを切りそろえる方法と、真ん中をくさび形に切り取ってつなぐ方法があります[3][1]。ふちを切る方法は手順がシンプルで、合併症を少なくしやすい方法です[3]。

くさび形に切る方法は、組織を残しながら小さくできるため、まっすぐ切るより自然な形になりやすいとされています[3]。どちらが優れているというより、形や希望によって向き不向きがあります。

40人を2つの方法で比べた研究では、ふちを切る方法のほうが見た目の満足度が上がり、性交時の痛みも減っていました[3]。くさび形の方法は、性機能の一部の項目でより大きな改善が見られました[3]。人数の少ない研究なので、決め手というより目安として考えてください。

合併症は、どのくらい起こる?

多くの研究で合併症は少なめですが、いちばん気をつけたいのは傷が開くことです。53の研究をまとめた報告では、くさび形に切る方法で傷が開く確率が8%と見積もられました[4]。

先ほどの40人の研究では、傷が開いた3人はみな、くさび形の方法を受けたたばこを吸う人でした[3]。喫煙は傷の治りに影響しうるので、手術の前後にどうするかを医師と相談しておきましょう。

やり直しの手術の主な理由も、傷が開くことと見た目への不満でした[5]。メスを使う方法はレーザーより、出血、腫れ、血腫が多いという報告もあります[4]。

いちばん避けたい失敗は、どんなこと?

切りすぎです。合併症の多くは取りすぎに関係していて、小陰唇がほとんど無くなったり、真ん中だけ短くなったりすることがあります[6]。

取りすぎた組織は元に戻せません。修正の手術も、残っている組織の状態に左右され、受けられない人もいると報告されています[7]。「できるだけ小さく」よりも、こすれが減って自然に見える量にとどめるほうが安心です。

クリトリスを覆う包皮が目立つ人は、小陰唇だけを小さくすると包皮が残って目立つことがあります[6][1]。そのため、包皮の縮小を一緒に行うことも多い手術です[1]。

満足度だけで決めていい?

満足度は高いものの、それだけで決めないほうが安全です。まとめた報告では満足度は94%や99%と高い一方、研究によるばらつきも大きく出ています[4][5]。

満足度だけを効果の物差しにせず、合併症や悩みがどれだけ軽くなったかとあわせて考えるよう勧められています[5]。気持ちの面や性生活の変化も、研究によって測り方がばらばらで、はっきりした結論はまだ出ていません[2]。

自分に合うかは、診察で何を確かめる?

確かめたいのは、小陰唇の大きさと形、左右差、包皮の目立ち方、悩みがこすれなのか見た目なのかです。これで、どちらの切り方にするか、包皮も一緒に整えるかが決まります。

どこをどれだけ切るか、傷が開いたときの対応、腫れが引くまでの目安も聞いておきましょう。一人ひとり形が違うので、実際に診てもらったうえで医師と相談して決めるのが確実です。

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