ジュブゼンとヒアルロン酸注入、深いしわやニキビ跡にはどう違う?

ジュブゼンは、炭酸ガスとヒアルロン酸を交互に少しずつ入れる施術で、ヒアルロン酸注入のように形を足すより、肌の中の変化を促すことをねらいます。ただ、ジュブゼンそのものを調べた研究は今のところ見当たらず、炭酸ガスの注入やヒアルロン酸注入の研究から考えることになります。

ジュブゼンは、炭酸ガスとヒアルロン酸を交互に少しずつ入れる施術で、ヒアルロン酸注入のように形を足すより、肌の中の変化を促すことをねらいます。ただ、ジュブゼンそのものを調べた研究は今のところ見当たらず、炭酸ガスの注入やヒアルロン酸注入の研究から考えることになります[1][2]。深いしわか、ニキビ跡のへこみかで、比べる相手も変わります。

炭酸ガスの注入とヒアルロン酸注入、何が違う?

炭酸ガスの注入(カルボキシセラピー)は、医療用の炭酸ガスを皮膚の中や下に、量を決めて入れる方法です[2]。肌の若返り、へこんだ傷あと、妊娠線などに使われてきました[1]。

ヒアルロン酸注入は、顔のしわに効果があると日本の美容外科学会の指針でも認められています[3]。その場でへこみを持ち上げられるのが、炭酸ガスとの大きな違いです。ジュブゼンは、この2つを同じ場所に交互に入れる施術です。

ニキビ跡のへこみには、どちらが向く?

ニキビ跡のへこみでは、炭酸ガスの注入に役立つ報告があります。32人の顔の左右で炭酸ガスの注入とダーマペン(細い針で肌に小さな穴をあける治療)を6回ずつ比べた研究では、どちらもすべての型のニキビ跡が減りました[4]。

20人を調べた別の研究では、レーザーに加えて炭酸ガスで皮膚の下の癒着をはがした側のほうが、レーザーだけの側より良くなりました[5]。とても良くなった人は10%で、10人に1人ほどです[5]。

一方、日本皮膚科学会の指針では、ニキビ跡のへこみにヒアルロン酸などを注入することは勧められていません[6]。ニキビ跡では、ヒアルロン酸だけでなく、レーザーやダーマペンなども並べて比べるのが現実的です[4]。

深いしわには、どう考える?

深いしわを今すぐ浅く見せたいなら、その場で持ち上げられるヒアルロン酸注入が比べる相手になります[3]。炭酸ガスの注入は、思ったほどの結果にならないことがあると指摘されています[1]。

ジュブゼンを選ぶなら、すぐに形を変えたいのか、ゆっくり肌の質を整えたいのかを先に決めておくと迷いにくくなります。すぐの変化を求めるなら、ヒアルロン酸注入とも比べておきましょう。

それぞれの副作用は、何が違う?

炭酸ガスの注入でよく起こるのは、針を刺したところの小さな内出血で、たいてい数日で消えます[4]。まれに、意図しない脂肪の減少や、皮膚の下にガスが長く残ることも報告されています[1]。

ヒアルロン酸注入では、まれに血管に入って皮膚が傷んだり、目が見えにくくなったりする重い合併症の報告があります[3]。どちらの成分も入るジュブゼンでは、両方の注意点について説明を受けておくと安心です。

診察では、どこを見てもらう?

見てもらいたいのは、へこみの深さと形、しわが表情で出るものか、何もしなくても出ているものかです。ニキビ跡なら、どの型のへこみが多いかでも向く治療が変わります。

そのうえで、ジュブゼンをすすめる理由と、ヒアルロン酸注入やレーザーとの違いを医師に聞いてみてください。自分のしわやへこみにどれが合うかは、記事だけでは決められないので、診察で確かめましょう。

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