シリコンバッグ豊胸で結果を左右するのは、インプラントの「表面」「形」「中身の硬さ」「入れる層」という4つの軸です。どれが正解かは体型と組織量で変わり、単一の最適解はありません[1]。ゼティスビューティークリニックでは、こうした施術に対応しています。
表面——スムーズかテクスチャードか
外側の表面には、つるりとしたスムーズと、ざらついたテクスチャードがあります。実際にどちらを選ぶかは施設や術者で分かれており、英国の全国調査でも表面選択の考え方に幅があることが示されています[2]。近年はテクスチャード表面とBIA-ALCLの関連が議論の中心で、表面の摩耗粉が炎症反応を引き起こしうるという基礎研究も報告されています[3]。テクスチャードと平滑な器具を比べたメタ解析でも、術後の成績は表面によって違いうると整理されています[4]。この流れを受け、選択の重心はスムーズ寄りに動いてきました。
形と中身——ラウンド/アナトミカル、ジェルの硬さ
形は、上下均一に膨らむラウンドと、しずく型のアナトミカルがあります。中身のシリコンジェルは粘度(コヒーシブ性)に幅があり、硬めのジェルほど形を保ちやすい一方、質感の自然さとのバランスを取ります[5]。組織が薄くリップリングが心配な場合は、粘度の高いジェルを選ぶ、留置層を深くするといった対応が知られています[5]。
入れる層——被覆の厚さで質感が変わる
乳腺下・筋膜下・大胸筋下のどこに入れるかで、被覆の厚さと触感、リップリングの出やすさが変わります[1]。組織が薄い人ほど深い層で被覆を厚くする発想になりますが、動いたときの見え方など別のトレードオフも生じます。ここは体型を診て個別に決める部分です。
結局どう選ぶ?——優劣でなく相性で決める
4つの軸に一律の勝ち負けはなく、胸の組織量・体型・希望する仕上がり・許容できる再手術リスクの組み合わせで決まります[1]。表面については安全性の議論を踏まえた選択、形と中身については質感と保形性のバランスが要点です。最終的な組み合わせは、胸の状態を診たうえでゼティスビューティークリニックの医師が提案します。
- 1Meretsky CR, Knecht E, Schiuma AT. Advantages and Disadvantages of Breast Augmentation: Surgical Techniques, Outcomes and Future Directions. Cureus. 2024. doi:10.7759/cureus.69846
- 2Jordan C, Sosnowski K, Shah R, Malata C. Implant surface selection in primary cosmetic breast augmentation: a national cross-sectional study of UK plastic surgeons. JPRAS Open. 2025. doi:10.1016/j.jpra.2025.06.004
- 3Atkins DJ, Rogers AE, Shaffer KE, et al. Pro-Inflammatory Response to Macrotextured Silicone Implant Wear Debris. Tribology Letters. 2025. doi:10.1007/s11249-025-01965-6
- 4Zaqout F, Awad L, Zargaran D, Mosahebi A. Postoperative outcomes of textured versus smooth tissue expanders: a systematic review and meta-analysis. BJS. 2026. doi:10.1093/bjs/znag018.290
- 5Dzobo K, Khumalo NP, Zamora Mora V, et al. Advances in Silicone Implants Characterization. Bioengineering. 2025. doi:10.3390/bioengineering12121307