糸リフトセットで後悔する理由は?「思ったより変わらない」を防ぐ前の確認

糸リフトでの後悔は、「思ったほど変わらない」「効果が早く戻った」という期待とのずれが中心です。日本の1500人の調査では、効果が足りないと再受診した人は3.4%で、年齢が高い人と糸の本数が多い人ほど多くなっていました。

糸リフトでの後悔は、「思ったほど変わらない」「効果が早く戻った」という期待とのずれが中心です[1][2]。日本の1500人の調査では、効果が足りないと再受診した人は3.4%で、年齢が高い人と糸の本数が多い人ほど多くなっていました[1]。えくぼのようなへこみなどの合併症も、受ける前に知っておきたい点です[3]。

後悔しやすいのは、どんなとき?

いちばん多いのは、仕上がりが期待に届かないケースです[1]。日本の美容外科学会の指針は、糸リフトは一時的な改善が期待できる一方、効果は大きくなく、持続も短いと説明しています[2]。

持ちは1年ほどまでと言われることがあります[4]。ただ、実際に見られる効果の長さには大きな個人差があると報告されています[4]。研究をまとめた報告でも、効果が長く続くことを示すしっかりした根拠はないとされています[5]。「何年も持つ」と考えて受けると、ずれが生まれやすくなります。

年齢と糸の本数で、満足度は変わる?

変わる可能性があります。1500人の調査では、43歳以上の人と、11本以上の糸を入れた人で、効果が足りないと感じた人が多くなっていました[1]。

本数が多いほど効果が大きいと思われがちですが、結果は逆でした[1]。研究者は理由として、たるみが強い人ほど本数を増やしやすいこと、本数が多いほど期待も大きくなりやすいこと、糸が多すぎると不自然な引きつれや左右差につながりうることを挙げています[1]。そうした人には、ボリュームを足す治療や切るリフトとの組み合わせの方が合う場合がある、とも述べています[1]。

別の342人の調査の論文では、50歳を超える人は合併症が増え、長い目で見た満足度が下がりやすいと書かれています[6]。ただし、これらは特定のクリニックグループのデータで、すべての人に当てはまるわけではありません[1][6]。

後悔につながりやすい合併症は?

腫れや内出血は多くの人に出ますが、たいていは術後のケアで落ち着きます[3]。後悔につながりやすいのは、えくぼのようなへこみ、輪郭のでこぼこ、糸が動いてしまうことです[3]。

へこみは、糸を強く引きすぎたときや、入れる位置がずれたときに起こりやすくなります[3]。指で形を整える処置や、ヒアルロン酸などで直すことがあります[3]。

342人の調査では、糸を指で触れると感じた人が2.3%、一時的な左右差が出た人が0.9%でした[6]。複数の研究をまとめた分析では、すぐ治まる症状と、あとから出てくる重い合併症を分けて考える大切さが示されています[7]。

合併症を減らすために、何で選ぶ?

合併症の多くは、技術、受ける人の選び方、顔の構造の理解が足りないことから起こります[3]。糸の種類より、その人に合うかどうかの見極めと計画が結果を左右する、という見方もあります[3]。

まとめた分析も、受ける前の十分な説明と、経過や追加処置の可能性を現実的に話し合うことが大切だとしています[7]。説明を聞いて不安が残るなら、その場で決めなくてかまいません。

受ける前に、診察で何を確かめる?

糸リフトが向くかどうかは、たるみの強さと、期待する変化の大きさで変わります[1]。記事だけでは、自分のたるみが糸で足りるのか、ほかの治療が合うのかは決められません。

診察では、自分のたるみの程度で糸が合うか、使う糸と本数、効果がどのくらい続きそうか、へこみなどが出たときの対応を確かめておきましょう。

もう少し詳しく聞いてみる