糸リフトセット
特殊なコグ付き吸収糸を皮膚の下に挿入し、たるみを物理的に引き上げながら自然なコラーゲン産生を促す糸リフト。切らずにダウンタイムを最小限に抑えて顔の輪郭を整えます。
こんな方におすすめ
- 頬や顎のラインのたるみが気になり、メイクでカバーしにくくなってきた方
- 手術(切開フェイスリフト)は避けたいが、しっかりとしたリフトアップ効果を求める方
- ダウンタイムを最小限にしながら顔の輪郭をすっきりさせたい方
- ほうれい線・マリオネットライン・口角の下がりが気になる30〜50代の方
糸リフトセットとは
糸リフトセットは、医療用の吸収性縫合糸(PDO:ポリジオキサノンなど)を皮下に挿入し、たるんだ組織を物理的に引き上げる低侵襲施術です。糸には「コグ(返し棘)」と呼ばれる微細な突起が付いており、この突起が周囲の脂肪・筋膜組織に引っかかることで持続的なリフト効果を発揮します。外科的なフェイスリフト(切開リフト)と比較して傷跡が残らず、ダウンタイムが大幅に短いことが特徴です。
施術の仕組みと科学的根拠
糸リフトは主に2つのメカニズムで効果を発揮します。第一に「物理的リフトアップ」——コグが皮下組織を掴み、重力に抗って上方向に固定することで即時のたるみ改善をもたらします。第二に「コラーゲン新生促進」——糸が生体内で分解される過程で、周囲に線維芽細胞を集積させ、新たなコラーゲン線維の産生を刺激します。この双方向の効果により、施術直後の見た目改善と数ヶ月にわたる肌質向上が同時に期待できます。
2025年に日本の複数施設で実施された後ろ向き研究(PRS Global Open, doi:10.1097/GOX.0000000000007190)では、1,500例のPDO糸リフト施術を分析し、術後の不満率はわずか3.4%であったことが報告されています。また同年の別の研究(PRS Global Open, doi:10.1097/GOX.0000000000007197)では、日本人143名を対象に糸リフトとHIFU(高密度集束超音波)を比較した結果、糸リフト群は座位と仰臥位での顔面軟部組織の移動量を正面で14.1%まで有意に抑制し(p=0.0092)、HIFUでは有意差が得られなかったことが示されました。この結果は、糸リフトが顔面の弛緩を防ぐ点でHIFUより優れた有効性を持つことを示しています。
2020年に発表されたPDOコグ糸を用いたミニミッドフェイスリフトの研究(PRS Global Open, doi:10.1097/GOX.0000000000002920)では、64名の女性(33〜60歳)に対し18GのPDOコグ糸を用いて中顔面の弛緩改善を施術した結果、法令線の深さ減少とマーラーハイライトの回復が確認されています。これらのエビデンスから、PDOコグ糸による糸リフトは顔面たるみに対する有効な低侵襲治療として確立されています。
施術の流れ
施術はカウンセリングで引き上げたい部位と本数を決定した後、洗顔・消毒・局所麻酔(またはクリーム麻酔)を行います。極細の針でエントリーポイントを穿刺し、専用の挿入器具(カニューレまたは針)でコグ付き糸を皮下に通します。糸の先端を固定しながら引き上げ方向に牽引することで、たるんだ組織が上方に移動します。1部位あたり複数本を配置することでリフト力と持続性が高まります。施術時間はおおよそ30〜60分程度で、術後すぐに帰宅可能です。
ダウンタイムと術後経過
施術後は挿入部位周辺に内出血(皮下出血)、腫れ、引きつり感が生じることがあります。これらは多くの場合1〜2週間で落ち着きます。糸の挿入方向に沿って皮膚表面に軽いひきつれが生じる場合がありますが、数日〜2週間で自然に解消されます。施術後1週間は過度な表情運動・マッサージ・うつ伏せ寝を控えることが推奨されます。コグ付きPDO糸は体内で徐々に加水分解され、通常6〜12ヶ月で吸収されます。リフト効果はコラーゲン産生の持続により吸収後も1〜2年程度維持される場合があります。
セットプランの特長
「糸リフトセット」は単品の糸リフトよりも多部位・多本数のアプローチを組み合わせたプランです。顔全体のバランスを考慮しながら、頬・フェイスライン・額・こめかみなど複数のゾーンに適切な本数を配置することで、自然で調和のとれた引き上げ効果を実現します。また、必要に応じてスキンブースターやコラーゲン注入などの補助施術を組み合わせることも可能です。セットプランでは術前のデザインに時間をかけ、一人ひとりの骨格・脂肪分布・たるみのパターンに合わせた糸の本数・配置・種類を医師が最適化します。
特徴
切らないリフトアップ
外科的な切開を行わず、極細の針・カニューレのみでコグ付き糸を挿入するため、傷跡がほとんど残りません。局所麻酔で施術し、当日帰宅が可能です。
即効性とコラーゲン産生の二段階効果
施術直後から物理的なリフトアップ効果が得られ、さらに吸収性の糸が体内で分解される過程でコラーゲン新生が促されます。エビデンスに基づいたPDO素材が皮膚の弾力改善にも貢献します。
日本のデータに裏付けられた安全性
日本の複数施設での1,500例分析(2025年)では術後不満率3.4%と高い満足度が確認されています。経験豊富な医師による適切な本数と配置計画が満足度に直結します。
HIFUとの比較でも優れた組織固定力
2025年の日本人対象の比較研究では、糸リフトはHIFUより顔面軟部組織の動きを有意に抑制(p<0.01)し、顔のたるみを予防する効果が示されています。
施術詳細
- 施術時間
- 30~40分程度
- 麻酔
- 局所麻酔+笑気麻酔or静脈麻酔
- 洗顔・入浴・メイク
- 洗顔・シャワー : 翌日から可能 ※患部はお湯で流す程度にしてください。 入浴 : 腫れが概ね引いてから可能 メイク : 翌日から可能
- 副作用・ ダウンタイム
- ・引きつり感が出ることがありますが、通常1週間程度で消失します。 ・内出血や腫れは通常2〜3日で落ち着きますが、完全回復には1週間程度かかることもあります。 ・一部に凹凸が生じることがありますが、こちらは組織を吊り上げたことによるひずみで、2週間から1ヶ月程度で落ち着きます。 ・糸の種類によっては糸の挿入部がえくぼ状に強く凹むことがありますが、通常は1週間程度で消失します。 ・頬が突っ張って口が開きにくいと感じることがありますが、2週間程度で自然になります。 ・麻酔を行う際、注射針によって内出血が起きることがあります。 ・予想以上に効果の実感が得られない、または修正効果が弱いことがあります。
- 注意事項
- ・術後2週間程度は激しい運動、インディバ(高周波温熱療法)をお控えください。 ・術後1ヶ月までは、なるべく大きな口を開けないようにしてください。
料金
ライトコース
| 施術内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| 〈糸10本〉 |
|
スタンダードコース
| 施術内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| 〈糸12本〉 |
|
ハイエンドコース
| 施術内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| 〈糸12〜14本〉 |
|
リピーター割引
| 施術内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| 2回目の方 |
|
| 3回目以降の方 |
|
※ 料金はすべて税込み表示です
よくあるご質問
糸リフトセットの効果はどのくらい続きますか?
PDO(ポリジオキサノン)製の糸は通常6〜12ヶ月かけて体内に吸収されます。しかし、糸の分解過程で刺激されたコラーゲン産生により、吸収後も1〜2年程度リフト効果や肌のハリが維持される場合があります。個人差があり、加齢の進行・重力・ライフスタイルなどによって変わります。効果を長く保つために定期的なメンテナンス施術をお勧めする場合があります。
ZetithAIに続けて聞く →施術の痛みやダウンタイムはどの程度ですか?
施術前にクリーム麻酔または局所麻酔を使用するため、施術中の痛みは最小限に抑えられます。術後は引きつり感・腫れ・内出血が生じることがありますが、多くの場合1〜2週間で落ち着きます。仕事や日常生活への復帰は翌日〜数日後が目安です。施術後しばらくは大きな口の開閉・マッサージ・うつ伏せ寝を控えていただくようご案内します。
ZetithAIに続けて聞く →糸リフトセットはどんな人に向いていますか?
ほうれい線・マリオネットライン・頬のたるみ・フェイスラインの崩れが気になる30〜50代の方に特に適しています。外科的フェイスリフトはハードルが高いと感じている方、ダウンタイムを短くしたい方、自然な仕上がりを希望する方に好まれています。たるみが非常に重度の場合は切開リフトとの組み合わせを検討することもあります。カウンセリングで適応を判断しますのでお気軽にご相談ください。
ZetithAIに続けて聞く →予約・相談はどのようにすればよいですか?
LINEまたはお電話にてご予約・ご相談を承っております。初回カウンセリングでは医師がお顔の状態を確認し、引き上げたい部位・本数・施術プランをご提案します。費用・リスク・ダウンタイムについても丁寧にご説明しますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ZetithAIに続けて聞く →この施術についてのご相談・カウンセリングは無料です。
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