ポテンツァってどんな治療?ニキビ跡や毛穴にできること、たるみの限界

ポテンツァは、細い針を肌に刺し、針先から高周波(RF)の熱を届けて、肌の中でコラーゲンが作り直されるのをうながす治療です。同じしくみの治療の研究では、ニキビ跡のへこみや毛穴、ニキビのあとの赤みに改善が報告されています。

ポテンツァは、細い針を肌に刺し、針先から高周波(RF)の熱を届けて、肌の中でコラーゲンが作り直されるのをうながす治療です[1]。同じしくみの治療の研究では、ニキビ跡のへこみや毛穴、ニキビのあとの赤みに改善が報告されています[1]。たるみやしわにも使われますが、効果は外科手術や注入には及びません[2]。

どんなニキビ跡に向く?

向いているのは、細く深いへこみや、箱のように角ばったへこみのニキビ跡です。ニキビ跡の治療をまとめた報告では、針を使うRF治療がこうしたタイプに良い結果を出しているとまとめられています[1]。

回数の目安は、3週間以上あけて3〜4回です。最後の治療から3か月後に、25〜75%の改善が見られたと報告されています[1]。1回で終わる治療ではないので、通える期間も考えておきましょう。

毛穴やニキビのあとの赤みは、どこまで変わる?

毛穴やきめの粗さにも、改善の報告があります。ニキビ跡と毛穴の開きがある人の70%以上で、肌のざらつきが良くなったという研究が紹介されています[1]。

ニキビが治ったあとに残る赤みにも、はっきりした効果があったと報告されています[1]。一方で、皮脂の量が減ったという報告もあり、どの悩みをいちばん変えたいかを先に決めておくと、治療の組み立てがしやすくなります[1]。

たるみやしわには、どこまで期待できる?

軽い〜中くらいのしわやたるみなら、改善が期待できます[3]。針の深さや温度を細かく調整できることが、この治療の特徴です[3]。

ただし、高周波によるたるみ治療の効果は、外科手術や注入には及ばないと日本美容外科学会の指針に書かれています[2]。そのかわり、傷あとが残ることはまれで、体の中に異物を残さないという利点があります[2]。大きな変化を望むなら、ほかの治療と比べてみる必要があります。

ダウンタイムと副作用は?

よくあるのは、治療後の痛み、赤み、腫れ、小さなかさぶたで、3〜5日ほどで引くと報告されています[1]。38人の女性に1回行った研究では、赤みや腫れ、熱っぽさは24時間以内に治まり、感染や傷あとの盛り上がりは見られませんでした[4]。

レーザーに比べて、治療後に色が濃くなる炎症後色素沈着が起こりにくく、肌の色が濃い人でも選ばれやすいとされています[1]。ニキビの飲み薬(イソトレチノイン)を飲んでいる人でも一時的な赤みと腫れが中心という報告がありますが、研究の数は少ないため、飲んでいる薬は必ず医師に伝えましょう[5]。

薬剤を一緒に入れる方法は、何が違う?

針の穴を使って、肌の中に薬剤を届ける方法もあります。成長因子という成分を組み合わせた30人の比較では、組み合わせたほうが効果が高い可能性があると報告されています[6]。

ただ、人数の少ない研究で、どの薬剤が誰に合うかまでは分かっていません。なお、この記事はポテンツァという機種そのものではなく、同じしくみの治療の研究をもとに説明しています。

受ける前に、診察で何を確かめる?

確かめたいのは、ニキビ跡のへこみの形、毛穴や赤みの程度、そして今ニキビが出ているかどうかです。飲み薬や塗り薬を使っている場合も、あわせて伝えましょう。

そのうえで、回数と間隔、薬剤を組み合わせるかどうか、赤みが引くまでの過ごし方を医師に相談してください。肌の状態は一人ひとり違うので、実際に診てもらってから決めるのが確実です。

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