リップリフトが合うのはどんな人?鼻の下の長さと、前歯の見え方がポイント

リップリフトが合いやすいのは、鼻の下(人中)が長く、口を軽く開いたときに上の前歯がほとんど見えない人です。鼻の下が短めの人や、あごの骨の形が主な原因の人では、手術しても思った口元にならないことがあります。

リップリフトが合いやすいのは、鼻の下(人中)が長く、口を軽く開いたときに上の前歯がほとんど見えない人です。鼻の下が短めの人や、あごの骨の形が主な原因の人では、手術しても思った口元にならないことがあります。鼻の下に傷あとが残る手術なので、その点も合わせて考えます。

どんな口元なら、リップリフトが向いている?

人中が長く、唇の赤い部分は普通か短めで、口を軽く開いても前歯が見えない人が候補に挙がります[1]。唇の上下の長さの比べ方と前歯の見え方で、治療を分ける考え方もあります[2]。

その分類では、人中が長く唇の赤い部分が普通ならリップリフト、唇の赤い部分も薄いならリップリフトと唇のボリュームを足す治療の組み合わせです[2]。人中は普通で唇が薄いだけなら、ボリュームを足す治療が候補になります[2]。ある研究では、女性で22mm以上、男性で24mm以上を長い上唇の目安にしていました[3]。

鼻の下が短めの人は?

慎重に考える必要があります。上唇が1.1〜1.4cmより短い場合は、リップリフトが適さない場合があると指摘されています[4]。

鼻の下の長さは顔の下3分の1とのバランスで見ます。上唇がその3分の1を超えると長い上唇と考える、という目安も示されています[4]。

ヒアルロン酸で唇をふくらませるのと、どう違う?

手術のほうが効果は長く続きやすい一方、傷あとは避けられません[1]。研究をまとめたレビューでは、手術の結果は平均31.48か月追われ、手術以外の方法より長持ちしていました[1]。ヒアルロン酸は、唇にボリュームを足して比率を整える方法です[1]。

鼻の下が長い人がヒアルロン酸を重ねると不自然な仕上がりになり、リップリフトのほうが合っていたかもしれない、という指摘もあります[4]。何年もヒアルロン酸を入れ続けると上唇が伸びる可能性があり、その場合は溶かしてから数週間あけて手術を考えるのがよいと述べています[4]。

口元の出っ張りが気になる人は?

骨格が原因なら、リップリフトだけでは足りないことがあります。上あごの骨が前に出ている、縦に長いといった問題があると、リップリフトだけでは歯の見え方が不自然になりうると報告されています[5]。

この報告では、17人に先にあごの骨の手術を行い、そのあとでリップリフトをして、上唇の長さと前歯の見え方を整えていました[5]。

傷あとや、ほかのリスクは?

鼻の下を切る手術なので、傷あとは必ず残ります[1]。鼻の手術と同時にリップリフトを行った6つの研究、361人のまとめでは、軽い傷あとと一時的なしびれが多く、数か月で落ち着いていました[6]。

また、口角が下がっている人には、一般的な鼻の下の切り方が合わないことがあるとされています[1]。口角の形も、事前に見てもらいたいポイントです。

年齢で、向き・不向きは変わる?

目的が変わります。欧米では若返りのために行われることが多く、アジアでは若い人が短い上唇を求めて受ける傾向があると報告されています[5]。

35歳くらいまでの若い人で、リップリフトの効果がいちばん大きい可能性があるともいわれています[1]。ただし、これは研究間で測り方がそろっていない中での見方です[1]。

受ける前に確かめたいこと

判断の目安は3つです。1つ目は、人中と唇の赤い部分の長さ、前歯の見え方です[1][2]。2つ目は、口元の出っ張りなど、あごの骨格が関わっていないかです[5]。3つ目は、これまでのヒアルロン酸の注入歴です[4]。

自分の鼻の下をどれだけ短くできるか、傷あとをどこに置くかは、記事だけでは決められません。口を閉じたときと軽く開いたときの口元を診察で見てもらい、確認してください。

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