ジュブゼンで何ができる?炭酸ガス注入で、しわやニキビ跡はどこまで変わる?

ジュブゼンは、医療用の炭酸ガス(CO2)とヒアルロン酸を、皮膚の中へ少しずつ交互に注入し、血のめぐりとコラーゲンの立て直しを促す施術です。炭酸ガス注入(カルボキシセラピー)は、肌の若返りやへこんだニキビ跡に使われてきました。

ジュブゼンは、医療用の炭酸ガス(CO2)とヒアルロン酸を、皮膚の中へ少しずつ交互に注入し、血のめぐりとコラーゲンの立て直しを促す施術です[1]。炭酸ガス注入(カルボキシセラピー)は、肌の若返りやへこんだニキビ跡に使われてきました[2]。ただし、ジュブゼンという組み合わせそのものを調べた研究は見当たらず、期待できるのは、深いしわやへこみを少しずつ浅くする変化で、一度で埋める治療ではありません。

炭酸ガスを入れると、肌で何が起こる?

炭酸ガスが入った場所では、血管が広がり、組織へ届く酸素が増えると考えられています[1][3]。あわせて、皮膚の中のコラーゲンが組み直されることが、肌の若返りに役立つと説明されています[1]。

炭酸ガス注入の研究をまとめた報告では、27の研究(合わせて700例以上)が見つかり、その多くが臨床試験でした[4]。対象は顔のしわ、目の下のくま、皮膚のゆるみ、傷あと、肉割れ、薄毛などと幅広いものでした[4]。

ジュブゼンでは、ここにヒアルロン酸を交互に入れます。13の研究をまとめた報告では、ヒアルロン酸の注射で肌のうるおい、ハリ、きめ、弾力が良くなっていました[5]。

ニキビ跡のへこみには、どこまで効く?

へこんだニキビ跡では、改善の報告があります。32人の顔の左右で炭酸ガス注入と細い針の治療(ダーマペンのような治療)を6回ずつ比べた研究では、どちらの側でも、どの形のニキビ跡も目立ちにくくなりました[6]。

皮膚の下の癒着を切りはなす処置に炭酸ガスを使い、レーザーと組み合わせると、レーザーだけより改善が大きかったという報告もあります[6]。深いへこみには、ほかの治療と組み合わせる考え方が基本です。

ただし、へこんだ傷あとの治療は、どの方法も根拠が十分ではありません。41の研究を評価した報告では、質の高い根拠と判定されたのは7%で、75%はとても低い質でした[7]。

深いしわやほうれい線への効果の限界は?

しわへの効果は「少しずつ浅くなる」程度と考えるのが現実的です。炭酸ガス注入は肌の若返りの選択肢になる一方、期待どおりの結果が出ないこともあると指摘されています[2]。

研究の多くは対象や回数がそろっておらず、まとめて比べにくい状態です[3]。ほうれい線のように影が深い溝は、肌の厚みだけでなく、ほおのボリュームやたるみも関わります。その場合は、ヒアルロン酸で形を補う注入やリフトの施術と比べて考えます。

痛みやダウンタイムの目安は?

多いのは、針を刺した場所の小さな内出血で、数日で消えて跡は残らないと報告されています[6]。ガスが入るときの張る感じや痛みが出ることもあります。

気をつけたい副作用として、ガスが皮膚の下に長く残ること(皮下気腫)や、意図しない脂肪の減少が挙げられています[2]。注入した部分がふくらんだまま引かない、しこりのように硬いといった変化は、早めに相談してください。

向く人、向かない人は?診察で確かめること

向くのは、へこんだニキビ跡や浅めのしわを、時間をかけて少しずつ整えたい人です。向かないのは、一度で溝を埋めたい人や、たるみが主な原因の人です。

診察では、へこみの形と深さ、たるみやボリュームの減り方、ほかの治療との組み合わせが必要かを確かめます。何回くらい受けるか、効果をいつ判断するかも含めて、肌を実際に見てもらったうえで医師と相談して決めるのが確実です。

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