HIFU(UTIMS A3)ってどんな施術?切らないたるみ治療で、どこまで引き締まる?

HIFU(高密度焦点式超音波)は、超音波を皮膚の奥に集めて熱に変え、コラーゲンが作り直される働きを使ってたるみを引き締める施術です。日本美容外科学会の指針では、しわやたるみに有効な一方、効果は手術や注入には及ばないとされています。

HIFU(高密度焦点式超音波)は、超音波を皮膚の奥に集めて熱に変え、コラーゲンが作り直される働きを使ってたるみを引き締める施術です[1]。日本美容外科学会の指針では、しわやたるみに有効な一方、効果は手術や注入には及ばないとされています[2]。UTIMS A3はHIFU機器の1つですが、この機器だけを調べた研究は少ないため、ここではHIFU全体の研究から説明します[3]。

どこまで引き締まる?

変化は「少し引き締まる」程度と考えるのが現実的です。16の研究をまとめた総説では、眉が持ち上がった幅は0.47〜1.7mm、あごの下の面積は26〜45mm²小さくなっていました[4]。

医師の評価では、90日目に92%の人で引き締まりやしわの改善が見られ、その状態は1年まで続いていました[4]。一方、本人の評価で改善を感じた人は、90日目で42%、360日目で53%と低めでした[5]。

つまり、医師が写真で分かる変化と、本人が実感する変化には差があります。なお、この総説に含まれた研究の対象はすべて女性でした[4]。

効果はどのくらい続く?

研究で確かめられているのは、およそ1年までです[4]。それより長い期間のデータは、まだありません[4]。

1回の施術でどのくらい持つかは、肌の状態、年齢、生活習慣で変わるとされ、十分に分かっていません[3]。教科書でも、超音波による引き締めでの眉の持ち上がりは小さく、持ちも手術より短いとされています[6]。

手術や糸リフトとの違いは?

大きな変化を求めるなら、手術のほうが向いています。HIFUの良さは、切らずに受けられ、傷あとが残ることがまれで、合併症の危険が低いことです[2]。

UTIMSのプローブ(照射する部品)を使った研究には、糸リフトと組み合わせた58人の報告があり、回を重ねるごとに評価が良くなっていました[3]。ただし組み合わせでの結果なので、HIFUだけでどこまで変わったかは分かりません。

痛みや副作用は?

施術中の痛みは軽いものから中くらいで、施術後の痛みは少なく、多くは2日ほどで治まっていました[7]。研究をまとめた分析でも、痛みは中くらいと評価されています[8]。

よくある副作用は、赤み、腫れ、内出血、押したときの痛みで、どれも軽いか中くらいでした[8]。一時的なしびれなどの感覚の変化は、およそ2%で報告されています[5]。

注意したいのは目のまわりです。目の近くに照射したあと、黒目に白いにごりが残った例が報告されています[1]。目元も照射する場合は、目をどう守るかを先に確認してください。

自分に合うかは、診察で何を確かめる?

確かめたいのは、たるみの量、皮膚の厚さ、どのくらいの変化を期待しているかです。たるみが強い場合は、HIFUだけでは物足りなく感じることがあります。

照射する範囲と深さ、目元を含むかどうか、くり返す間隔も聞いておきましょう。HIFUが合うかどうかは記事だけでは決められないので、顔を実際に見てもらってから判断するのが確実です。

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