目頭切開
目頭の蒙古ひだを切開し、涙丘(泪丘)を露出させることで目を大きく・目幅を広く見せる美容外科手術です。二重まぶたとの同時施術でさらに自然な印象に整えます。
こんな方におすすめ
- 目頭の蒙古ひだが強く、目が小さく見えると悩んでいる方
- 目と目の間隔が広く見え、目幅を整えたい方
- 平行型の二重まぶたを希望しているが蒙古ひだで難しいと感じている方
- 自然な形で涙丘を見せ、目元に深みと清潔感を出したい方
目頭切開(内眼角形成術)とは
目頭切開(内眼角形成術/メディアルエピカンソプラスティ)は、目頭を覆う「蒙古ひだ」(上瞼の内側から目頭方向へ伸びる皮膚のひだ)を切除・再配置し、涙丘(るいきゅう)と呼ばれる涙の出口を外側から見えるようにする手術です。アジア人の目元に特徴的なこのひだは、目を小さく・離れて見せる要因の一つとされており、切開によって目の横幅が広がり、涙丘が見えることで目元に深みが生まれます。
施術の原理と術式
代表的な術式には「Z法(Z-epicanthoplasty)」「W法」「スキンリドレーピング法」「Y-V法」などがあります。いずれも目頭の皮膚を小さく切開し、ひだを構成する皮弁を組み換えることで目頭を内側に開きます。Plastic & Reconstructive Surgery誌(1996年)に掲載されたZ法の報告以来、傷跡の目立ちにくさと自然な仕上がりを両立する術式の開発が続けられてきました。2007年にPlastic and Reconstructive Surgery誌で発表されたスキンリドレーピング法(DOI: 10.1097/01.prs.0000246713.59153.bb)は、皮膚を再配置するだけで切除量を最小限に抑えた低侵襲な手法として広く普及しています。
蒙古ひだの解剖学的特徴
蒙古ひだ(epicanthus tarsalis)はアジア系集団に多く見られ、その出現率は40%前後とされています(Saudi Journal of Ophthalmology, 2023, DOI: 10.4103/sjopt.sjopt_54_22)。一方、非アジア系集団では2〜5%程度に留まります。このひだが強いほど目頭が隠れ、目の縦幅・横幅ともに小さく見えます。また、蒙古ひだの存在は二重まぶたの形成にも影響し、平行型の二重ラインを作りにくくする要因にもなります。
標準的な手術の流れ
当院では、以下の流れで施術を行います。
カウンセリング・デザイン:希望する目頭の開き量と仕上がりをシミュレーションし、切開ラインをデザインします。
麻酔:局所麻酔(点眼麻酔+注射麻酔)で痛みを抑えます。希望に応じて笑気麻酔を併用します。
切開・皮弁形成:目頭のデザインラインに沿って数ミリ切開し、皮弁を移動・縫合します。所要時間は片目10〜15分程度です。
縫合・保護:細い糸で丁寧に縫合し、施術後は保護テープで固定します。
ダウンタイムと回復経過
目頭切開は局所麻酔のみで行う日帰り手術です。術後の経過は個人差がありますが、概ね以下のとおりです。腫れ・内出血は術後2〜3日がピークで、1〜2週間かけて落ち着きます。抜糸は術後約7日後に行います。仕上がりが安定するまでには1〜3ヶ月程度かかることが多く、傷跡が成熟するまでには半年ほどを要します。BMC Ophthalmology(2025年, DOI: 10.1186/s12886-025-04123-7)に発表された5ステップ法では、標準化された手順により施術者間のばらつきを減らし、安定した美容結果が得られることが報告されています。
瘢痕(傷跡)とリスク管理
目頭は皮膚が薄く、目立ちやすい部位のため、傷跡のマネジメントは重要な課題です。Plastic & Reconstructive Surgery誌(2019年, DOI: 10.1097/PRS.0000000000006069)の二重盲検ランダム化比較試験では、目頭切開後の早期ボツリヌストキシンA注射(術後2週以内)が肥厚性瘢痕の形成を有意に抑制することが示されました。当院では必要に応じてアフターケアプランをご提案します。また、過去に施術を受けて結果に満足できない方を対象とした修正手術(リバース・スキンリドレーピング法)も存在します。Annals of Plastic Surgery(2017年, DOI: 10.1097/SAP.0000000000000991)の324症例報告では、修正術後の平均眼間距離が33.6mmから36.9mmへ改善し、良好な美容結果が得られたと報告されています。
二重まぶた手術との同時施術
目頭切開は、二重まぶた手術(埋没法・切開法)と同時に行われることが多く、両者を組み合わせることで「平行型二重」など自然で調和のとれた目元を作ることができます。単独での施術も可能ですが、蒙古ひだの程度や希望するデザインによって最適な組み合わせをカウンセリングで確認します。
特徴
目の横幅が広がり目元が鮮やかになる
蒙古ひだを解放することで涙丘が外側から見えるようになり、目の横幅・縦幅の両方が自然に広がります。アジア人の約40%に見られるこのひだ(Saudi Journal of Ophthalmology, 2023)の軽減により、目元全体の印象が明るくなります。
日帰り手術・局所麻酔で受けられる
局所麻酔のみで行う日帰り手術です。所要時間は両目で30〜40分程度。術後は保護テープを貼って帰宅でき、仕事・学業への影響を最小限に抑えられます。
複数の術式から最適な方法を選択
Z法・スキンリドレーピング法・Y-V法など複数の術式があり、蒙古ひだの強さ・皮膚の厚み・希望するデザインに応じて最適な手技を選択します。傷跡が目立ちにくい術式を優先的に採用しています。
二重まぶたと組み合わせて自然なバランスを実現
目頭切開単独だけでなく、埋没法・切開法の二重まぶた手術との同時施術も可能です。目頭・目尻・二重のラインを総合的に設計することで、顔全体のバランスに合った自然な目元に整えます。
料金
| 施術内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| 目頭切開 |
|
※ 料金はすべて税込み表示です
よくあるご質問
目頭切開の傷跡は目立ちますか?
目頭は皮膚が薄い部位のため、術直後は赤みや腫れが出ることがあります。通常1〜3ヶ月で傷跡が落ち着き、半年ほどで目立ちにくくなります。術式の選択と術後ケア(傷跡テープ・保湿・紫外線対策)が重要です。また、術後早期のボツリヌストキシン注射が肥厚性瘢痕を抑制する効果が臨床試験(Plastic & Reconstructive Surgery, 2019)で確認されており、必要な方にはご提案しています。
ZetithAIに続けて聞く →二重まぶた手術と同時に受けることはできますか?
はい、同時施術が可能です。目頭切開と二重まぶた手術(埋没法・切開法)を同時に行うことで、麻酔・ダウンタイムを一度にまとめられるメリットがあります。また、蒙古ひだが強い場合は目頭切開を先に行うことで、より自然な二重のデザインが可能になるケースもあります。カウンセリングで最適な順序と組み合わせをご提案します。
ZetithAIに続けて聞く →元に戻すことはできますか?
目頭切開は皮膚を切開する不可逆的な施術です。ただし、結果に満足できない場合には修正手術(リバース法)が選択肢になります。Annals of Plastic Surgery(2017年)の324症例報告では、修正術後に良好な美容結果が得られたと報告されています。初回手術での修正は元通りには戻せないため、事前のカウンセリングで十分にイメージを確認することが重要です。
ZetithAIに続けて聞く →予約はどうすれば取れますか?
LINEまたはお電話にてご予約いただけます。初回カウンセリングは無料で、担当医が蒙古ひだの程度・希望デザイン・他の施術との組み合わせを含め丁寧にご説明します。まずはお気軽にご相談ください。
ZetithAIに続けて聞く →この施術についてのご相談・カウンセリングは無料です。
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