ボライトXCで変わるのは肌質?うるおいの持ちと、できないこと

ボライトXCは、ボリュームを足すのではなく、肌のうるおいやなめらかさを整えるためのヒアルロン酸です。研究では、肌のざらつきの改善が6か月ほど、うるおいの改善が9か月ほど続いたと報告されています。

ボライトXCは、ボリュームを足すのではなく、肌のうるおいやなめらかさを整えるためのヒアルロン酸です[1]。研究では、肌のざらつきの改善が6か月ほど、うるおいの改善が9か月ほど続いたと報告されています[2]。頬のこけなどボリュームの不足には、ボリュームを足す別の注入と組み合わせることがあります[3]。

ボライトXCは、ほかのヒアルロン酸と何が違う?

いちばんの違いは目的です。ふくらみを作るためでなく、肌そのものを整えるために作られています[1]。1mLあたり12mgのヒアルロン酸を含み、同じシリーズの中でいちばんやわらかいジェルです[1]。

打ち方も違います。肌の深いところ(真皮)に、ごく少量ずつ均等に打っていきます[3]。専門家の提案では、1か所あたり0.01〜0.05mLを0.5〜1.0cm間隔で打ち、顔全体で約2mLが目安とされています[3]。

どんな変化が、どのくらい続く?

131人の研究では、1回の施術で肌のざらつきや細かいしわが減り、うるおいも上がりました[2]。ざらつきの改善は6か月ほど、うるおいの改善は9か月ほど続いています[2]。

頬のざらつきが中くらい以上の202人を対象にした試験でも、肌のなめらかさやうるおいの改善が6か月まで続きました[4][1]。9か月目にもう一度受けた人では、初回より少ない量で同じくらいの改善が見られています[2]。

ただ、専門家の提案では、患者さんには4〜6か月ほどを効果の目安として伝えるよう書かれています[3]。研究の最長の数字だけで期待しすぎないほうが安心です。

向いているのは、どんな肌の悩み?

向いているのは、肌のざらつき、細かいしわ、乾燥といった肌質の悩みです[2][4]。使う場所としては、頬、口のまわり、首、デコルテがすすめられています[3]。

年齢を問わず使えるとされますが、肌のダメージが大きい人では、ボリュームを足す治療などとの組み合わせが必要になることがあります[3]。

日本では、アトピー性皮膚炎やニキビ、酒さ(赤ら顔)がある人で赤みが減ったという報告もあります[5]。ただし1施設だけの、比べる群がない研究です[5]。

ボライトXCでは、できないことは?

ボライトXCは、たるみを持ち上げたり、頬やあごの形を変えたりする製剤ではありません[1][3]。形やボリュームの悩みには、別の製剤や治療を考えることになります[3]。

打ってすぐに肌が変わるわけでもありません。見た目の変化は5〜10日ほどで出てくると説明するよう、専門家の提案に書かれています[3]。写真では分かりにくく、触れて分かるうるおいの変化のほうが満足につながりやすいともされています[3]。

副作用とダウンタイムは?

研究で見られた反応は、痛みや腫れ、押したときの痛みなど、軽くて短いものが中心でした[5]。131人の研究では、ほとんどの人が1日以内にふだんの生活に戻っています[1]。

736人の記録では、レーザーなどの機器の治療と組み合わせても、組み合わせによる特有の副作用は見られませんでした[1]。一方で、ヒアルロン酸の注入では時間がたってから出る反応が知られていて、ボライトでも2,126回の施術を振り返った報告があります[6]。

ヒアルロン酸が血管に入ってしまうと、皮膚が傷んだり、目が見えなくなったりする重い合併症の報告があります[7]。注入のあとに強い痛み、皮膚の色の変化、見え方の異常が出たら、すぐに施術したクリニックへ連絡してください。

受ける前に、診察で何を確かめる?

ボライトXCが合うかは、悩みが肌のきめやうるおいなのか、ボリュームの不足やたるみなのかで変わります。記事だけでは、自分の肌のどこにどれだけ打つのがよいかは決められません。

診察では、打つ場所と量、変化が出るまでの日数、くり返す間隔、腫れや内出血が出たときの対応を確かめておきましょう。

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