TEX3Dリフト、私のたるみに合う?向く人と向かない人の分かれ目

TEX3Dリフトのような溶ける糸のリフトが向きやすいのは、たるみが軽めで、切る手術ほどの大きな変化は求めない人です。反対に、たるみが強い人や、手術並みの持ち上がりを期待する人は、効果が足りないと感じやすくなります。

TEX3Dリフトのような溶ける糸のリフトが向きやすいのは、たるみが軽めで、切る手術ほどの大きな変化は求めない人です[1][2]。反対に、たるみが強い人や、手術並みの持ち上がりを期待する人は、効果が足りないと感じやすくなります[3][4]。年齢、顔の脂肪の量、使う糸の本数によっても、合いやすさは変わります[3][5]。

どんなたるみなら、糸で届く?

糸で届きやすいのは、肌のハリが落ちはじめたころの軽めのたるみです[1]。たるみで顔が横に広がって見える人や、ほうれい線、マリオネットライン(口の両わきから下に伸びる線)が気になる人にも使われます[1]。

一方で、たるみが強い場合は、糸だけで元に戻すことはできないとされています[1]。耳の方へ皮膚を引いて2cm以上余るときは、以前から切るフェイスリフトがすすめられてきました[1]。

年齢が上がると、合いにくくなる?

年齢が上がるほど、効果が足りないと感じる人は増える傾向があります。日本の1500人の調査では、効果不足で再受診した人は51人(3.4%、100人に3人ほど)で、43歳以上で多くなっていました[3]。

研究者は、肌の弾力が落ちることや、手術並みの結果を期待してしまうことが背景にあると考えています[3]。50歳を超えると合併症が増え、長い目で見た満足度も下がりやすいという指摘もあります[6]。

ただし、年齢だけで決まるわけではありません。深いたるみが取りきれなくても、顔の形や肌の質感をやわらげる目的なら、選択肢になりえます[1]。

顔がふっくらした人とほっそりした人で、違いはある?

顔の脂肪が少なめの人のほうが、糸の効果が出やすいという研究があります。日本人143人の写真を比べた研究では、BMI(体格指数)が普通〜やせ型の人で、糸の効果がよりはっきり見られました[5]。

その代わり、皮下脂肪が少ないと糸が浅めに入り、術後しばらくは糸が目立ちやすいことがあります[5]。この研究では、溶ける糸を使った人で、3か月を過ぎても糸が皮膚の上から見えた人はいませんでした[5]。

糸の本数を増やせば、強いたるみにも届く?

本数を増やせば届く、とは限りません。日本の1500人の調査では、10本を超える糸を入れた人で、効果不足の再受診が多くなっていました[3]。

研究者は、年齢やたるみに合わせて糸の使い方を変えることと、術前に現実的な見込みをすり合わせることが大切だとまとめています[3]。なお、この調査はPDOという別素材の糸で、TEX3Dそのものを調べたものではありません。

効果はどのくらい続く?

溶ける糸の効果は、何年も続くものではありません。日本美容外科学会の指針は、糸のリフトは一時的な改善が期待できる一方、効果は大きくなく持続も短いため、十分な説明が必要としています[2]。

糸は種類によって、6〜8か月ほどで分解されるものから、PCLのように12か月ほど残るものまであります[6]。海外の研究をまとめた報告も、持ち上げる効果は限られ、長くは続かないと結論づけています[4]。

向いているかどうか、診察で何を見てもらう?

見てもらいたいのは、自分のたるみが糸で届く程度かどうかと、どんな変化がどのくらいの期間続きそうかの2点です。肌の弾力、顔の脂肪の量、皮膚の余り具合は、医師が実際に顔を診察しないと分かりません[1][5]。

えくぼのようなへこみは、日本の342人の調査で11.7%に見られました[6]。出たときの対応も診察で聞いておき、糸だけで足りない場合は、注入や切る手術と比べて選びましょう。

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