ショッピングリフトで後悔しやすいのは?「思ったより変わらない」を防ぐ受ける前の確認

ショッピングリフトでの後悔は、合併症よりも「思ったほど変わらない」という効果へのずれから起こりやすいです。日本の1500人の研究では、効果が足りないと再来院した人は3.4%で、43歳以上の人や糸が10本を超える人で多くなっていました。

ショッピングリフトでの後悔は、合併症よりも「思ったほど変わらない」という効果へのずれから起こりやすいです。日本の1500人の研究では、効果が足りないと再来院した人は3.4%で、43歳以上の人や糸が10本を超える人で多くなっていました[1]。効果の続き方と、自分のたるみに届く範囲を先に知っておくことが、後悔を減らす近道です。

後悔の多くは、どこから生まれる?

多いのは、仕上がりが期待に届かないことです。上の研究では「効果が足りない」という理由での再来院を、不満として数えています[1]。

糸を増やせば満足が上がる、とは限りません。糸が多い人は、もともとたるみが強いことが多く、そのぶん結果が物足りなくなりやすいと著者は説明しています[1]。

効果は、どのくらい続く?

効果は一時的です。日本美容外科学会の指針は、糸リフトでの改善は一時的で、効果が大きくなく続く期間も短いため、十分な説明が必要だとしています[2]。推奨度は2(弱く推奨)です[2]。

ある大規模な報告では、効果の目安は6〜12か月で、糸の素材や入れる場所で変わるとされています[3]。PDOの糸は6〜8か月で体に吸収されます[3]。

広告では12〜18か月と書かれることがありますが、研究の結果はそれほどそろっていません[4]。6か月以内に半数でたるみが戻ったという報告も紹介されています[4]。

どんな人は、ほかの方法も比べたほうがいい?

たるみが強い人や年齢が高めの人は、ほかの方法も一緒に検討する価値があります。研究の著者は、こうした人にはボリュームを補う治療、肌の表面を整える治療、手術でのリフトを組み合わせるほうが合う場合があるとしています[1]。

43歳や10本という数字は、受けてはいけない線ではありません。自分の状態で、糸だけでどこまで届くかを考える目安です。

長引きやすい合併症には、どんなものがある?

多くの副作用は一時的で、自然に治まります[5]。59の論文、14,222人をまとめた研究では、多かったのは左右差、腫れ、内出血でした[5]。

一方で、でこぼこ、血管や唾液腺の傷、感染、炎症は、自然には治りにくいものとして挙げられています[5]。頬のへこみは、糸の引っぱりすぎや入れる位置のずれで起こり、もみほぐしやヒアルロン酸で整えることがあります[6]。

こうした合併症は、技術、合う人の選び方、顔の構造の理解不足から起こると指摘されています[6]。糸を入れる層や本数の考え方を、事前に聞いておくと安心です。

何度もくり返すと、将来の手術に影響する?

影響が出ることがあります。糸リフトを2回以上受けたあとにフェイスリフト手術を受けた10人では、手術中に組織の硬さ(線維化)やゆがみが見つかったと報告されています[7]。

1人の医師による10人だけの報告で、すべての人に当てはまるとは言えません。それでも、将来手術を考えるかもしれない人は、くり返す前に相談しておくとよいでしょう。

後悔しないために、診察で何を確かめる?

確かめたいのは、どのくらいの変化をめざすか、それがどのくらい続く見込みか、糸の本数をそう決めた理由です。糸以外の方法と比べた説明があると、判断しやすくなります。

自分のたるみが糸で届く範囲かどうかは、記事だけでは決められません。顔を実際に見てもらい、思ったより変わらなかったときや合併症が出たときの対応まで聞いておきましょう。

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