ジュベルックはどこで受ける?打ち方としこりへの備えで医師を比べる

ジュベルックを受ける場所は、薬剤を均一に打つ技術と、しこりが出たときの備えがあるかで選ぶのが基本です。ポリ乳酸の注射で起こるしこりの多くは、薬剤がかたよってたまることが原因と考えられています。

ジュベルックを受ける場所は、薬剤を均一に打つ技術と、しこりが出たときの備えがあるかで選ぶのが基本です[1]。ポリ乳酸の注射で起こるしこりの多くは、薬剤がかたよってたまることが原因と考えられています[1][2]。研究はまだ小規模なものが中心なので、期待できる変化の説明も比べるポイントになります。

ジュベルックは、どんな注射?

ジュベルックは、ポリ乳酸(PDLLA)という溶ける素材を、ヒアルロン酸の液にまぜて打つ注射です[3]。形を足すフィラーではなく、肌の中でコラーゲンが作られるのを促すことをねらいます[4]。

肌の若返りを調べた初期の研究では、注射のあとに肌の中のコラーゲンや弾力のある線維が増えていました[5]。重い副作用は出ていませんが、人数の少ない予備的な研究です[5]。

打つ人の技術で、何が変わる?

打ち方で、しこりの起こりやすさが変わります。ポリ乳酸の注射では、薬剤がかたよって入ると、赤みのない硬いしこりができることがあります[1]。体が薬剤に強く反応して、赤い硬いしこり(肉芽腫)ができることもあります[1]。

別のポリ乳酸製品の専門家の提言では、しこりは主に打ち方が合わず、よく動く表情筋のあたりに薬剤がたまって起こるとしています[2]。打つ人の訓練、事前の診察、薬剤の溶かし方や決まった手順を守ることが大切だとまとめています[2]。

目の下に打つときは、なぜ慎重に?

目の下は皮膚が薄く、しこりが出たときに治しにくい場所です[6]。目のまわりに鋭い針で3回打った人で、最後の注射から1か月ほどたって、両側に肉芽腫が多発した例が報告されています[6]。

この例では、ステロイド注射などでは治らず、皮膚がやせる副作用も出て、最終的に手術が必要になりました[6]。目の下を希望するなら、その医師が目の下に打つことに慣れているか、針と、先の丸い管(カニューレ)のどちらで打つかを聞いておきましょう[7]。

回数と効果は、何を目安にする?

研究で多いのは、3週間ごとに3回という打ち方です[8][7]。毛穴が目立つ15人に、細い針で肌に穴をあける治療(ダーマペン)と組み合わせて打った研究では、毛穴の点数が平均6から12週後に3へ下がり、22週まで保たれていました[8]。

同じ研究で、満足度が高いと答えた人は80%、つまり10人に8人でした[8]。赤みや腫れは48時間以内に引いています[8]。ただし比べる相手を置かない少人数の報告なので、大きな研究で確かめる必要があると研究者も述べています[8]。

比べるとき、診察で何を聞けばいい?

同じ質問をして、答えを比べるのが分かりやすい方法です。打つ部位と深さ、針かカニューレか、回数と間隔、しこりが出たときにどう対応するかを聞いてみてください。

肉芽腫は、ステロイドの注射で治った例もあれば、手術が必要になった例もあります[4][6]。気になる部位の肌の状態を医師に診てもらい、ジュベルックが合うかを相談したうえで決めましょう。

もう少し詳しく聞いてみる