チンセラプラスって何をする?二重あごを注射で減らす仕組みと、回数・腫れの目安

チンセラプラスは、デオキシコール酸という成分をあごの下の脂肪に注射し、脂肪細胞を壊して二重あごを少しずつ減らす施術です。同じ成分の承認薬(ATX-101)の試験では、最後の注射から12週後に改善の基準を満たした人が66.5%で、偽薬の22.2%を上回りました。

チンセラプラスは、デオキシコール酸という成分をあごの下の脂肪に注射し、脂肪細胞を壊して二重あごを少しずつ減らす施術です[1]。同じ成分の承認薬(ATX-101)の試験では、最後の注射から12週後に改善の基準を満たした人が66.5%で、偽薬の22.2%を上回りました[1]。ただし、これはチンセラプラスそのものではなく、同じ成分の別の製品での結果です。

注射のあと、脂肪はどう減る?

脂肪は、注射してすぐではなく、少しずつ減ります。デオキシコール酸が脂肪細胞を壊すと、体の掃除役の細胞がそのかけらを片づけ、あとにコラーゲンが作られます[1]。

デオキシコール酸は、もともと体の中で脂肪を溶かして吸収しやすくする胆汁の成分の1つです[2]。それを薬として、狙った場所の脂肪に入れる仕組みです。

何回くらい必要?

試験では、約28日ごとに最大6回まで注射していました[1]。回数を重ねるほど注射する量は減っていき、脂肪が減っていく様子が数字にも表れていました[3]。

効果がどのくらい続くかについては、多くの人で最長3年保たれたという結果が紹介されています[2]。ただし、体重が増えれば残った脂肪細胞が大きくなる可能性はあります。

腫れや痛みは、どのくらい?

腫れ、痛み、内出血はよく出ますが、多くは軽いか中くらいで、一時的です[4]。しびれや、注射した場所が硬くなることもあります[2]。

研究では、およそ10人に1人が副作用を理由に治療をやめていました[2]。痛みには、施術前の痛み止めや局所麻酔、冷やすことが役立つとされています[4]。

まれでも知っておきたい副作用は?

まれに、皮膚がただれる、潰瘍ができる、感染する、口元の動きをつかさどる神経が一時的にまひする、といった報告があります[5]。

神経の近くに薬が届かないよう、注射しない区域を決めて打つ方法が報告されています[6]。どこまで注射するかの範囲は、事前に確認しておくとよいでしょう。

どんな二重あごに向く?

向きやすいのは、あごの下の脂肪が中くらいから多めで、その見た目が気になっている人です。試験もこうした人を対象にしていました[3]。

脂肪を減らしたあと、フェイスラインの形をヒアルロン酸で整える方法もあります[7]。なお、ここで紹介した試験はすべて企業の支援を受けていたと指摘されています[2]。

自分に合うかは、診察で何を確かめる?

確かめたいのは、二重あごの原因が脂肪なのか、皮膚のたるみや骨格なのかです。脂肪が主な原因でなければ、注射で期待できる変化は小さくなります。

診察では、何回くらいを見込むか、腫れが目立つ期間、注射する範囲を聞いてください。人と会う予定がある人は、それに合わせた日程も相談しておきましょう。

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