眉のアートメイク、手彫りとマシンで何が変わる?仕上がりと色の持ちの違い

眉のアートメイクは、手彫りで毛を1本ずつ描く方法と、機械で細かい点を重ねてパウダーをのせたように仕上げる方法に大きく分かれます。色が長く残るのはマシンのほうで、2つを組み合わせる方法もあります。

眉のアートメイクは、手彫りで毛を1本ずつ描く方法と、機械で細かい点を重ねてパウダーをのせたように仕上げる方法に大きく分かれます[1][2]。色が長く残るのはマシンのほうで、2つを組み合わせる方法もあります[1]。どちらでも色は少しずつ薄くなるため、仕上がりの好みと持ちのバランスで選びます[3]。

手彫りとマシン、仕上がりはどう違う?

手彫り(マイクロブレーディング)は、眉の毛の流れをまねて、毛を1本ずつ描き足す方法です[2]。毛の少ないところに、毛並みを足したいときに使われます。

マシンでは、細かい点を打って、パウダーをのせたような眉に仕上げます。毛を描く線ではなく、点の重なりで色をつくります[1]。

眉頭は手彫り、眉尻はマシンで描き、真ん中で2つをつなぐ方法(ハイブリッド)もあります[1]。

色の持ちの目安は、どちらが長い?

マシンのほうが長く持ちます。機械で入れるため、手彫りより色素が長く残るからです[1]。

手彫りの色素は皮膚の浅い層に入り、1〜3年ほど持つのが一般的とされています[2]。アートメイク全体では、色は1年に約20%ずつ薄くなり、3〜5年ほど残ることが多いという報告もあります[3]。

ずっと消えないと思われがちですが、薄くなるのが前提です。一方で、手彫りでも一部の線がずっと残ることがあるため、デザインは事前によく決めておきましょう[1]。

色が変わることはある?

あります。強い日差しを浴びると、酸化鉄の色素は赤みがかった色に、合成の色素は黒っぽい灰色に変わることがあります[1]。

茶色の色素は、黄・赤・黒の3色を混ぜてつくられています[1]。日差しを避ける工夫は、色を保つうえでも意味があります。

どちらの方法でも起こりうるリスクは?

アートメイクは、入れ墨と同じく皮膚に色素を入れる施術です[3]。入れ墨のトラブルとして、感染、盛り上がった傷あと、かぶれ、肉芽腫(体の反応でできる小さな塊)、アレルギーが挙げられていますが、起こる割合は低いとされています[4]。

まれですが、手彫りの眉に肉芽腫ができた例が報告されています。21例をまとめた報告では、約半数が異物への反応で、残りはサルコイドーシス(体のあちこちに小さな塊ができることがある病気)でした[5]。

施術から3年たって、眉に赤く盛り上がった変化が出た例もあります[2]。こうした反応が出た人には、次のアートメイクは控えたほうがよい場合がある、と指摘されています[6]。

眉の赤み、かゆみ、しこりが長く続くときは、施術を受けたクリニックや皮膚科で診てもらいましょう。

手彫りとマシン、どちらを選ぶかの目安は?

毛並みを描き足したいなら手彫り、色の持ちやメイクをしたような仕上がりを求めるならマシン、両方ほしいならハイブリッドが候補になります[1]。

手彫りは、年齢や円形脱毛症などで眉が薄くなった場合にも使われています[1]。なお、アイラインやリップで方法ごとに比べた研究は、今回確認した論文にはありませんでした。

不満を残さないために、施術前に何を決める?

仕上がりに満足できず、あとから眉のアートメイクを除去する人もいます[3]。施術前に、希望する形と、どこまで変えたいかを医師とよくすり合わせておくことが大切です[1]。

記事だけでは、自分の眉にどの方法が合うかは決められません。診察では、肌質や眉の毛の量、これまでの入れ墨やアートメイクで赤みやしこりが出たことがないか、色が薄くなったときの直し方を確認しておきましょう。

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